こんにちは。突然ですが、
外注加工賃に関する質問です。
まず、無償支給に関して.
問題
(1) 外注加工のため、下請A製作所に材料50個を無償支給した。なお、
この材料庫出高¥500,000は、直接材料費として処理した.
(2) 下請A製作所から外注加工品50個が納入され、検査の結果すべて良品であった。
そこで直ちに製造現場に引き渡したが、この外注加工に伴う請求金額は
\100,000であった。
で、答が、
(1) 仕掛品 500,000 材料500,000
(2) 外注加工賃100,000 買掛金100,000
仕掛品 100,000 外注加工賃100,000
となってます。
(2)の仕訳を見ると、外注加工賃勘定はすぐ消えてしまうので、
仕掛品100,000 買掛金100,000
でいいのではないかと思うのですが?
次に、外注加工賃の有償支給に関して、以下の文意が、分かりません。
「交付材料差益勘定の残高は、利益というよりも部品勘定のマイナス額である。」
交付材料差益が、利益と考えてはならない事は想像つくのですが(本支店会計でいう
”内部利益”のようなものと理解してます。)、だからといって、
部品勘定のマイナス額となる考え方も分かりません。
どなたか、ご教授いただけたらと思います。我ながら厚かましいとは思いますが、
宜しくお願いします。
[2001/01/07 13:57:38]
JAMさん、こんにちは。
あくまで私的な意見ですが。
(1) 仕掛品 500,000 材料 500,000 ← 支給した材料の価額を
直接材料費として
振替えるための仕訳
(2) 外注加工賃 100,000 買掛金 100,000 ← 直接経費の計上
仕掛品 100,000 外注加工賃100,000 ← 仕掛品勘定への振替
と、↑ こんな風にこの仕訳を解釈しています。
経費発生の仕訳があって、仕掛品への振替が成立するわけですから、これを
省略しない・・・・と考えました。
それから、交付材料差益は、計算上の内部利益ですよね。
部品原価は 材料原価 + 外注加工賃 で計上されますから、
原価にプラスされている内部利益は控除しなければなりません。
(借) 交付材料差益 ××× (貸) 部品 ×××
の仕訳で部品勘定へ振替えるわけです。
ここから、「部品勘定のマイナス額」という表現がされているのでは。
思い違い等ありましたら、ご指摘いただきたいです。
(ひとつ、優しいお言葉でお願いします)
[2001/01/07 19:44:05]