累加法とは、次工程へ前工程費をすべて振り替えるもの。(原料費と加工費の合算を
前工程費として、原料扱いとして引き継ぐもの。
非累加法には二つあり、一つは累加法と一致するもの。
もう一つは累加法と一致しない方法(工程全体を単一工程とみなすもの。)です。
この2つは非累加法ですので、前工程費という考えは使用しません。
前工程費とは前工程の原料費と加工費を合算したものですので非累加法では使えません。
従って、非累加法のうち累加法と一致する方法とは、原料費や加工費ごとで累加すると
考え方です。
つまり、非累加法のうち累加法と一致する方法とは各要素別にわけて累加法を適用したと
考えれば良いかと思います。
また、非累加法の一方の累加法と一致しない方法とは、工程全体を単一工程とみなす
考え方です。
各計算方法についてとりあえずは暗記すべきものかと思います。
要するに、累加法と一致する方法ならば完成品を考えてみて、これを分解した要素別で
累加する方法と思えば良いかと思います。
一致しない方法なら、それ以外つまり工程全体を単一工程とみなすものだなと思えば
良いかと私は思います。
私はそういう感じで覚えています。
以上です。
[2001/10/28 03:30:12]