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お名前: こいぬ
個別原価計算での仕損のことで疑問に思うことがあります。
補修可能の仕損のとき、「仕損費」勘定を設定する場合と
設定しない場合がありますが、
その際の違いは、
仕損費 ×× / 仕掛品 ××
仕掛品 ×× / 仕損費 ××
をするかしないかですが、
「仕損費」勘定を設定している場合は、その分だけ
「仕損費」勘定の貸借の合計金額が多くなりますよね?
そうしたら、製造原価報告書の「当期製品製造原価」の金額が大きくなって、
その分、P/Lの原価も多くなってしまうような気がするのですが、
気のせいですか?
どなたか教えてください。お願いします。
[2001/10/15 14:31:04]
お名前: こいぬ
仕損費」勘定を設定している場合は、その分だけ
「仕損費」勘定の貸借の合計金額が多くなりますよね?
というところ、書き間違いました。
「仕掛品」勘定貸借の合計金額が多くなりますよね? です。
よろしくお願いします。
[2001/10/15 14:32:45]
お名前: もんちゃっちゃ
仕掛品
----------------------------
首棚 100|製品250
材・労・経300 |末棚150
|
|
こんな感じだったものを仕損費勘定を設定すれば
仕掛品
------------------------------
首棚 100 |製品250
材・労・経300 |末棚150
仕損費 50|仕損費50
|
こんな感じになります(汚くてごめんなさい)
♯100の一部に仕損が生じて♯100−1(額は250)を作成して♯100−1に計上された
額が50であればこんな感じになります。
・♯100には材・労・経が250計上されていて、♯100−1には50計上されたが
仕損費を認識しないので有れば、材労経が300となります。
・♯100には材労経が250計上されていて、♯100−1には50計上された。
この時点の段階ではまだ上のT字の仕掛品勘定の形態となってます。
そして、仕損費を認識する場合、その時仕訳は
<♯100−1の額を仕損費に置き換える仕訳>
仕損費50/仕掛品50
<その仕損費を♯100に置き換える仕訳>
仕掛品50/仕損費50
ですね。
そして
当期製品製造原価=期首仕掛品+当期製品製造原価−期末仕掛品
です。
つまり、「差額」で求めます。
差額で求める場合、期首仕掛品と期末仕掛品が同額増えても当期製品製造原価は変動しません。
(T字勘定を思い浮かべて下さい)
B/Sで例を取れば、お金を借りてきた場合、資産と負債は増えますが、差額の資本は変動しません。
又、例えば1200−1100を1210−1110としても計算結果は同じです。
となると、当期製品製造原価に関して、仕掛品の貸借が同額増えようが関係有りません。
使った材料、労務費、経費は変動しないのですから。
仕損費が貸借で同額増加しても、差額の当期製品製造原価には影響しません。
期首仕掛品、投入資材、期末仕掛品の金額は同じだからです。
なんか、書けば書くほどうまく言えない(笑)
分からなかったら、実際T字勘定を例を使って書いてみると、実際変動しないことが分かると思
います。
[2001/10/16 00:26:05]
お名前: もんちゃっちゃ
「差額で求める場合、期首仕掛品と期末仕掛品が同額増えても当期製品製造原価は変動しません。
(T字勘定を思い浮かべて下さい)」
これは、例えの話です。
「例えば」の一言を抜かしていました。
[2001/10/16 00:58:37]
お名前: こいぬ
もんちゃっちゃ さんありがとうございました。
さっそく、T勘書いてみます。
[2001/10/16 21:48:25]
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