しょーもなくないですよ。たっぷり考えさせていただきました。
ところで200,000を足しているというのは、(社債発行差金)200,000のことですかね?
うまく説明できるかわかりませんがこういうことだと思います。
まず正しい仕訳は
(借)社債 5,000,000 (貸)当座預金 4,650,000
(貸)社債発行差金 200,000
(貸)社債償還益 150,000
となります。
これと、当初行われていた、間違った仕訳、
(借)社債5、000、000 (貸)当座預金4、650、000
(貸)社債償還益350、000
とを相殺すると、正解の(借)社債償還益200、000 (貸)社債発行差金200、000が導き出せます。
さて、そこで(社債発行差金)200,000の考え方ですが、図解をすればわかりやすい
のですが、いかんせん掲示板では難しいので言葉で説明しますと、
(償還した5,000,000の部分だけで考えます。)
償還した5,000,000の社債を仮に5年間(60ヶ月)保有し続けた場合の社債発行差金総額は
5,000,000÷@100=50,000口
50,000口×@5= TOTAL 250,000です。
しかし今回の問題では、1年間だけ(12ヶ月)保有し償還しています。償還した時点で、
残りの4年で償却するはずだった、社債発行差金はすべて償却してしまう訳です。
その金額が、250,000×(48/60)ヶ月=200,000となるわけですね。
ちなみに、当期の1年間保有した分の差金 250,000×(12/60)ヶ月=50,000については、
通常の決算整理で、(借)社債発行差金償却 50,000(貸)社債発行差金 50,000とするわけです。
的を得ましたでしょうか?間違っていたらごめん!
[2001/06/29 17:17:44]