うらっちさん、こんにちは。あと少しで本試験ですね、がんばってください。
質問の本意が少し不明な点もあるのですが、レスしますね。
疑問に思われてる取引は【取引発生後に為替予約を付した場合】ですね。
◆用語について
�…渉昇抗曄覆犬�じきさがく）：取引発生日（長期借入金を借入れた日）と、
予約を付した日のＳＰＯＴレート（＝当日のレート）との差額
��直先差額（じきさきさがく）：上記予約日のＳＰＯＴレートと、予約レートとの差額
�，蓮�当期に発生したので、為替差損（または差益）勘定に計上
�△蓮�当期と翌期に発生するものとに分け、当期に該当するものを長期前払費用勘定で計上します。
（ちなみに、この取引は長期借入金なので、長期○○○という勘定ですね。この点は、あとで
もう一度書きます）
◆計算根拠
�…渉昇抗曄 �H12/12/31 借入日 SPOTレート＠１０８
H13/02/01 予約日 SPOTレート＠１１２
USD21,000 x (@108 - @112)＝ △ \84,000
��直先差額 H13/02/01 予約日 SPOTレート＠１１２
H14/09/30 決済日 予約レート ＠１１６
USD21,000 x (@112 - @116)＝ △ \84,000
いずれも為替差損は\84,000ですね。
�，猟渉昇抗曚蓮△垢戮禿�期に該当するので全額を計上します。
�△猟樟荳抗曚蓮�当期の分と、翌期以降に別れるので、期間按分します。
問題の指示により、月割りします。
◆期間根拠
(A) H13/02/01 為替予約日
(B) H13/03/31 決算日
(C) H14/09/30 長期借入金 期日
(A)〜(C)が２０ヶ月ですね。(A)〜(B)は２ヶ月 (B)〜(C)が１８ヶ月です。
84,000 ÷ 20 =4,200 （長期前払費用の一月分）
4,200 x 2 =8,400 （当期振当ての２ヶ月分）
となります。と、この説明でおわかり頂けましたでしょうか？
◆会計処理を示しておきます。
１．取引発生時：取引全体を発生時レートで換算
２．予約時：外貨建金銭債権・債務を次の手順により換算替
（１）発生時レートと予約時の直物レート（SPOT RATE)の差額（直直差額）について
為替差損益を計上
（２）予約レートに換算替
予約時のSPOT RATE と予約レートの差額（直先差額）を
短期の場合は、前払費用・前受収益に
長期の場合は、長期前払費用・長期前受収益へ 計上します。
ＰＳ）月数を数えるときって、出来る人ほど、指折り数えるそうですよ。
では。
[2001/05/31 16:33:03]