（1）A商店はさきにB商店と、商品100.000円について先物買受契約を締結し、手付金30.000円　　を現金で支払っていたが、都合により契約を解除した。

A商店

　先物買受契約買掛金　100.000　　先物買受契約　100.000
　契約破棄損　　　　　30.000　　　前払金　　　　30.000

B商店
　
　先物売渡契約　　100.000　先物売渡契約売掛金　100.000
　前受金　　　　　30.000　　契約破棄益　　30.000

となるのはわかるのですが

（2）B商店はさきにA商店と、商品100.000について先物売渡契約を締結し、手付金30.000を現　　金で受け取っていたが、都合により解除した

A商店

　先物買受契約買掛金　100.000　先物買受契約　100.000
　現　　　　　　　金　　60.000　前払金　　30.000
　　　　　　　　　　　　　　　　契約破棄益30.000

B商店

　先物売渡契約　100.000　　　先物売渡契約売掛金　100.000
　前受金　30.000　　　　　　　現　　　　　　金　60.000
　契約破棄損30.000

と、TACのとおるカード商・会編　Q47にあります
（2）のA商店、B商店の仕訳にそれぞれ60.000とありますが
なぜそうなるのかわかりません・・・・・
どなたか教えてください。お願いします。

[2001/09/19 22:14:22]

（2）の60.000は手付倍返しの適用である思います。
たしか民法だと思いましたが、手付金を受け取って契約をした場合には、
＜手付金を支払った側＞は、その手付金を放棄することにより、契約を解除
することができます。
＜手付金を受け取った側＞は、その受け取った手付金の倍額を支払うことにより、
契約を解除することができます。
この場合においては、後者の＜手付金を受け取った側＞すなわちＢ商店がが、契約を
解除したために、Ａ商店には、30.000の倍額の60.000がＢ商店より支払われたために、
この例題の解答になるのだと思います。

[2001/09/19 22:50:10]