記事タイトル:本店勘定と支店勘定について |
未達事項の処理を行うと、本店勘定残高と支店勘定残高が一致するのは解りますが、どうして本店勘定の貸方合計と支店勘定の借方合計が一致しないのでしょうか?[2001/05/31 16:12:33]
こんにちは、昌伸さん いろいろ考えたのですが、それは「勘定においては引き算ができな い」からではないでしょうか。 まず、未達処理後ですから未達はないものとして考えます。本来、 本店と支店しかない場合、常に本店と支店が同額反対側に発生する はずですから、本店勘定貸方=支店勘定借方、本店勘定借方=支店 勘定貸方になっていなければなりません。従って昌伸さんのご疑問 に達するわけです。 純額で一致するのに総額で一致しないと言うことは、本店側か支店 側でのみいったん増やして減らす処理が行われていると言うことに なります。本支店会計の本来のあり方からすると、ひとつしか例を 思いつきませんでした。 それは「誤処理」です。 〔本店側〕 (借)現金300(貸)支店300 〔支店側〕 (借)本店100(貸)現金100 本店が誤って100を300と書いた例です。修正のため、 〔本店側〕 (借)支店200(貸)現金200 結果として、本店の支店勘定借方と支店の本店勘定貸方は合致しま せん。こんなつまらないことしか思いつきませんでしたが、観念的 にはそういうことではないでしょうか。[2001/05/31 21:56:18]
>ぐれさんへ ぐれさん、こんにちは。回答ありがとうございました。 やはりそういうことだと私も思います。 しかし、日商簿記の2級も1級も問題は、かなり違っていますよね。 あれは、ただ単に問題を難しくするために実際ではあり得ない金額に してあるのでは、ないでしょうか。[2001/06/01 12:51:12]
こんにちは、昌伸さん >日商簿記の2級も1級も問題は、かなり違っていますよね。 そうなのですか?私はあまり多くの問題を見ていないので、よくわからない のですが、期中処理分を含めて本店勘定・支店勘定の借方貸方がわかる資料 が与えられている問題はたくさんはみたことがないです。 私の場合は、前T/B残高から出発していて、本店勘定借方と支店勘定貸方 が合致しなくて当然、という問題を見ることが多いです。この場合は、いっ たんT/Bで残高にしてしまっているので、合致しないんですよね。 繰越試算表から出発しての期中順進(推定あり)の本支店なんて、めんどく さそうでいやですね。[2001/06/01 23:32:16]