記事タイトル:値引き・割引等 |
下の書きこみを見て以前疑問に思ってたことをおもいだしました。 決算整理前T/Bに借方売上値引・割引と、貸方に仕入値引きが 与えられていた問題でしたが、問題文の指示になにも書かれていない 時は、原価率算定時はどのよーに計算するのでしょうか? わかりにくいでしょうが、僕の疑問は、整理前T/B上に上がってきてる 値引きなどの科目はどういう仕分けで残ってるのでしょうかという事です。 いつも問題文に「総仕入高から控除されている・・・」などと書いているので・・・ しょーもない質問ですが、宜しくお願いします。[2001/02/15 18:26:49]
こんにちは。 仕入れ値引き、割戻関係は原価率の計算に含めます。一方、売上値引き、割戻関係は原価率 計算に含めません。従って、仕入れは純仕入れ高で計算し、売上は総売上高で計算します。 何故かというと、原価率は払い出し原価と払い出し売価との対応関係で求められますが、売 上値引き割戻は、払い出し売価の修正ではなく売上高の修正になるからなのです。ですから、 借方に売上値引き勘定が別建て表示されている場合には、売上高は総売上高を示しているの で、これをそのまま使えますが、値引き割戻があると問題文に指示があったときには、総売上 高に修正して原価率を求めます。 仕入れ値引き割戻は、売上値引き割戻の引っかけのようなものです。仕入れの方は値引き割 戻は払い出し原価の修正になるので考慮します。 値引きの仕訳は 売上値引 ××/売掛金 ×× です。「しわけ」は「仕訳」なので間違えないようにしましょう(一級なのですから)。[2001/02/15 19:44:45]
さすらい人さん、早速書きこんでいただいてありがとうございます。 わかりやすく勉強になりました。 しかし、非常にはずかしい間違いをしてました。 以後気をつけます。[2001/02/15 19:57:14]