記事タイトル:安全率と経営レバレッジ係数 |
気になることなのですが、 安全率=営業利益/貢献利益 経営レバレッジ係数=貢献利益/営業利益 とあらわせますが、 これはつまり固定費の占める割合ですよね。 固定費は、より小さくすることで 安全率は0から1に近づき 経レバは1以上から1に近づいていきますが、 この指数の意味するところは、固定費を削減すれば 低価格戦略が取れる一方、設備投資が低くなり売上を低下させて しまうのではないかと思うと、矛盾してます。 果たして、安全率は1に近づけばよいのか? 経レバは、多きほうがいいのか気になってしょうがありません。 実務ではどのように使っているのでしょうか?[2001/11/10 08:57:15]
>経レバは、多きほうがいいのか気になってしょうがありません。 固定費が大きいとその分てこの原理が多く働きます。 これは,売上が多くなればなるほど利益が大きくなることを示しています。 しかし,現在の経済の状況を考えると売上は減少傾向にあります。 このため,固定費を多く抱えている企業はこの固定費で自分の首をしめかねません。 逆に固定費の少ない企業は売上に対する利益の跳ね返りは少ないですが 売上が少なくとも固定費が少ないならば赤字になりにくいといえます。 以上のことから企業の安全性から考えると不況でも赤字になる可能性が低い 固定費の少ない企業のほうがより安全といえます。 経営レバレッジは利益の跳ね返りの指標で,安全性を示しているわけではないです。[2001/11/10 14:35:44]
>経営レバレッジは利益の跳ね返りの指標 これは語弊があるかもしれないので正しくは固定費の利用度を測定する指標です。[2001/11/10 15:17:17]