記事タイトル:税効果会計の実効税率の計算式 


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お名前: 元日   
試験には出ないと思いますが・・・

私のテキストには、次のような記載があります。

法人税等には、法人税・住民税・事業税が含まれます。
しかし、事業税は課税所得の計算上、損金に算入する事が出来ます。
よって、実効税率は次のようになります。

      法人税率×(1+住民税率)+事業税率
実効税率=――――――――――――――――――
           1+事業税率

この計算式は、どの様にして出来あがったのでしょうか?

教えて下さい。
[2001/01/01 12:22:40]

お名前: 借金大魔王   
事業税は課税所得の計算上、損金に算入する事が出来ます。
翌期なんですが、当期に出来ると考えると事業税率×実効税率がマイナスされるのですね。
(実際に当期の損金だと循環するので、収束するまで何回も計算しないといけない。
また税率に変化がなければ同じ数字になるはずです。)

それで、実効税率=kとすると

k=法人税率×(1+住民税率)+事業税率−k×事業税率
になります。
よって
k+k×事業税率=法人税率×(1+住民税率)+事業税率
k(1+事業税率)=法人税率×(1+住民税率)+事業税率
したがって

      法人税率×(1+住民税率)+事業税率
実効税率=――――――――――――――――――
           1+事業税率

となります。
[2001/01/05 00:43:39]

お名前: 元日   
借金大魔王さん、ご回答有難うございます。

すみません、もうちょっと質問させてください。頭が良く回転しませんので・・・

事業税が損金に算入出来るという事と、事業税率×実効税率がマイナスされるという事が、うまく結び付きません。

ここの所を、詳しく解説をお願いしたいのですが!
[2001/01/06 12:08:24]

お名前: みけにゃん   
元日さん、借金大魔王さん、こんにちは。
税経セミナー2000年2月号には以下のように記載されていました。

法定実効税率は、次の前提に基づいて計算式が設定されている。
 \埜果会計に適用される税金の課税所得に対する比率を求める場合に、
 住民税率は法人税を課税標準としているため、課税所得に対する税率に
 調整する必要があること
◆〇業税がその支払事業年度(または更正決定年度)の課税所得の計算上、
 損金算入されること
 したがって、課税所得に対する合計税率は、

      法人税率×(1+住民税率)+事業税率
 となる。
 
そのため法定実効税率(これをXとする)を求めるには、合計税率(これをTとする)
から、事業税率(これをcとする)に法定実効税率を乗じた分だけ控除すればよい。

 すなわち、法定実効税率は、X=T-cX で表される。これを展開すれば、次のように
なる。
 
 X + c X = T    X( 1 + c )= T    X = T /(1+c)

 したがって、以下のように法定実効税率の計算式が導き出されるのである。

       a ( 1 + b ) + c
 X =  −−−−−−−−−−−−−−−−−
           1 + c

【税務経理協会 「税経セミナー」2000・2 より抜粋】

う〜ん、大魔王様の方がわかりやすい気がする・・・・
便乗のようで元日さんには申し訳ないのですが、
私にも ↑ 詳しい解説をお願い致します・・・・
[2001/01/06 15:06:42]

お名前: 借金大魔王   
当期利益に対して支払う税金の税率は
    法人税率×(1+住民税率)+事業税率
であるのはお分かりですよね。
ところで、支払った税金のうち、事業税だけは翌期に必要経費に計上
(税法上は「損金算入できる」)されますので、その事業税分だけ
利益(課税所得)が少なくなるのです。
そして、その少なくなった利益に対する税金だけ、支払った税金が過大になるので
マイナスするのです。

翌期のものを当期に持ってくる理由は、前述の通りです。
循環させて、収束するまで計算するわけにもいかず、
一種のわりきりですね。
[2001/01/10 08:39:14]

お名前: みけにゃん   
借金大魔王様、ありがとうございました。
さすがでございます。
今後とも、よろしくご指導くださいませ。
[2001/01/10 12:40:25]

お名前: 元日   
借金大魔王様、2度のご回答有難うございます。

マイナスするのは分かるのですが、そのマイナスするものが、何故「実効税率×事業税率」と
「税率の掛け合わせたもの」になるのか、がどうしても理解できません。

恥ずかしい話ですが、大魔王様、お助け下さい。
[2001/01/10 12:55:09]

お名前: 借金大魔王   
支払う事業税=課税所得×事業税率
ですね。したがってマイナスされる金額は、
   事業税×実効税率=課税所得×事業税率×実行税率
です

元の式を、実効税率を考えるのではなく支払う税金で考えると

課税所得×実効税率=課税所得×{法人税率×(1+住民税率)+事業税率}
                              −課税所得×事業税率×実行税率

です。
両辺を課税所得で割ると
上記の
  実効税率=法人税率×(1+住民税率)+事業税率−実効税率×事業税率
になるかと思います。
[2001/01/10 13:51:16]

お名前: 元日   
今度は、分かりました。
実効税率を考えるのではなく、支払う税金の金額を考えればよかったんですね!

3度もお付き合い頂きまして、深く感謝致しております。
大魔王様、本当に有難うございました。
[2001/01/11 10:48:00]

お名前: 元日   
今度は、分かりました。
実効税率を考えるのではなく、支払う税金の金額で考えれば、よかったんですね!

3度もお付き合い頂きまして、深く感謝致しております。
大魔王様、本当に有難うございました。
[2001/01/11 10:57:42]

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