記事タイトル：配当可能限度額を求めるとき、【その他有価証券の評価がマイナスになった場合】の処理
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お名前： HOP
いつもお世話になります。
配当可能限度額を求めるとき、
「その他有価証券評価差額金」を純資産に加算して計算しますよね？
ふと疑問に思ったのですが、全部資本直入法を採用していて、
【その他有価証券の評価がマイナスになった場合】においては、
純資産から控除するのでしょうか？
どうかよろしくお願いします。
[2002/02/10 14:55:13]
お名前： タカシ
純資産というと、資産−負債 ですから、
資本の部から純資産額を出すってときには、その他有価証券評価差額金は、結果として加減す
ることになります。
評価差額金（略します）がプラスだったら足しますし、マイナスなら引きます。
そうしないと純資産額にならないですよね。
売買目的有価証券の評価損益は、すでに未処分利益におりこまれていますんで、資本の部から
純資産額をだすってときに加減する必要はありません。
配当可能限度額の計算上、純資産から引くのが、時価評価時の資産増加額（評価益）。
ここでは、評価損等（売買＋その他）は関係しませんよね。
でも、いつの間にか配当可能限度額も何か難しくなっちゃいました。
[2002/02/12 00:20:43]
お名前： もぐもぐ
評価差額金は、純資産額に含まれますが、プラスの差額は配当可能利益からマイナスされます。
マイナスの差額は、純資産額のマイナスがそのまま配当可能利益のマイナスになります。
つまり、基本的には、
プラスの評価差額金は純資産額の増加となるが、配当可能利益の計算で再度マイナスされるので、配当可能利益の増加にはならない。
マイナスの評価差額金は、純資産額の減少となり、そのまま配当可能利益の減少になる。
ということです。
[2002/02/12 13:07:50]
お名前： HOP
一級初心者の私には難しい論点だと思っていましたが、
諸先輩の書き込みのおかげで理解できました。
タカシさま
こんばんは！
この前に引き続き、今回も分かりやすいレスをありがとうございます。
評価差額金は資産だから、マイナスの時は控除する・・
テキストにしっかりとメモしました！
もぐもぐさま
レスありがとうございます！
評価差額金のことを「資本の中でも何か特別な扱い方がされるのかナ？」と
勝手に思い込んでました。
今後ともよろしくお願いします。
[2002/02/12 19:45:48]
お名前： タカシ
念のため（というか自分の頭を整理したいんで）ちょっと数字をあげておきます。
資産 その他有価証券 ８０（原価１００）
負債 ２０
資本金 ３０
未処分利益 ５０
その他有価証券評価差額金 △２０
負債・資本合計 ８０
この場合の純資産額は、資産８０−負債２０＝６０
です。
資本の部から純資産額を出すとすると、
資本金３０＋未処分利益５０−その他有価証券評価差額金２０＝６０
ってやる必要があるってことです。 ↓
ここでマイナス
これは、その他有価証券評価差額金が、損益（未処分利益）に反映されていないからですよね。
この場合の配当可能限度額は（利益準備金の積立ては省略）、
純資産６０−資本金３０＝３０
↓
この純資産をだすときに、すでに評価差額金の△はひかれています。
結局、配当可能限度額は、
�〇饂此殄藝弔能禹饂困魑瓩瓩訃豺�
（資産８０−負債２０）−（資本金３０）＝３０
�∋駛椶良瑤�ら純資産を求める場合
（資本金３０＋未処分利益５０−評価差額金２０）−資本金３０＝３０
�△両豺腓砲蓮∋駛楸發和�して、引くって感じになりますんで、両方を省略して、
（未処分利益５０−評価差額金２０）＝３０
ってやっても同じですよね。
この方法がよく本なんかにも書いてある方法かもしれません。
でも本当に配当可能限度額も難しくなりました（ってくどいって）。
[2002/02/12 23:28:12]
お名前： HOP
タカシさま
こんにちは！
具体例を書いてくださって、さらに納得です！
いつも本当にありがとうございます。この掲示板を知って本当に良かったです。
> でも本当に配当可能限度額も難しくなりました
えっ！私には、他の論点も全部難しく思えます(^^;
また何かありましたらご指導いただけたらと願っています。
では、失礼します。
[2002/02/17 14:08:20]
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