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お名前: あきるのてれこ
質問を寄せるのは久しぶりです。どうかよろしくお願いします。
重要度は低いかもしれないのですが、標準原価計算で仕損が途中で発生した場合の総標準原価の
求め方についてです。
標準原価計算で仕損が発生した場合は、原価標準に反映させるやり方が二つありますよね。
そのうちの、特別費として加算する方法で解いてあったのですが、
製品Aの生産には、加工進捗度0.4の地点で正常仕損が発生する。正常仕損率は良品に対し
2%であり、それ以上発生した仕損は異常仕損である。正常仕損費は異常仕損費に負担させない ものとする。正常仕損品及び異常仕損品には、売却価値はない。
生産データ
月初仕掛品 500個(0.3)
当月投入 1950個
投入合計 2450個
差引・仕損品 50個
月末仕掛品 400(0.5) 450個
完成品 2000個
解答では、
直接材料費 2000円
直接労務費 1400円
変動製造間接費 600円
固定製造間接費 1000円
=========================================
製品A1個当たり正味標準原価 5000円
正常仕損費
(2000/個+3000円×0.4)×正常仕損率2% 64円
===================
5064円
と計算してありました。
仕損が発生したのは、0.4の地点なので、完成品と月末仕掛品の両方が負担する事になりますよね。ところが、上の正常仕損費の計算式は、月末仕掛品に負担させる分だけの計算のように思えるのですが、どうなのでしょうか。
これに、
5000×2% 100円を加えて、正常仕損費は164円にするのではないのでしょうか。
計算式をここに書いたのは初めてなので、見にくいかもしれませんが、どうか教えてください。
[2001/01/16 15:28:50]
お名前: みみお
あきるのてれこさんへ
こんばんわ。みみおです。
今回の問題ですがこれは「標準原価カード」(製品1単位あたり)を作成する
問題ですよね。
標準原価カードを作成する最大の目的は原価管理にあります。
つまり問われていることは「製品1単位における理想原価(許容原価)を
求めよ」ということです。
ですから「2,000個作りました。許容仕損は2%の40個までです」
ということを考えるわけです。
あきるのてるこさんのやり方では毎期毎期の標準原価(?)が異なります。
解答は50個の正常品に1個分の仕損を振り分けるということになります。
1個分の仕損費は 2000×1=2000
3000×0.4=1200
の合計額3200を50でわります。
これをもとに実績値との比較を行います。
分からなかったらすみません。
[2001/01/16 20:57:20]
お名前: takuya
>毎期毎期の標準原価(?)が異なります。
標準原価は、ある生産量について算定されるものなので、
生産量が変化すれば、原価標準の改訂を行わなくとも、標準原価は異なります。
[2001/01/16 21:23:22]
お名前: みみお
ごめんなさーい。
takuyaさんがつけてくれたレスのおかげでここの(?)が
間違っていたことが分かりました。
うまく表現できないというか自分でもなにか腑に落ちない感じが
してました。
当然ながら一定の操業度において異なる生産を行ったら個々の負担する
原価は異なりますよね。
ここはそういうことではなく最初に書き込みしたとおり目標としての
標準原価を算出すればいいのでした。
あきるのてれこさんすみません。
そしてtakuyaさん訂正ありがとうございます。
[2001/01/16 22:53:53]
お名前: あきるのてれこ
みみおさん、さっそくのレス、ありがとうございます。
最初読んでもよくわからなくて(ごめんなさい)、コタツの中でぼんやり考えていたら、
なんとなくわかりました。
完成品に負担させたり、とかいう話は後の事で、とにかく製品1個当たりの許容されている原価
を出せばいいんですね。
つまり、私が疑問に思ってたところの式は、仕損品発生時の原価を求めいてるわけで。
そうですよね。だから、0.4をかけているんですよね。
あああ、まだまだ読みこみが足りません。
こんなんだから、人の倍以上の時間がかかるんだ。しくしく。
みみおさん、takuyaさん、お世話かけました。
[2001/01/18 12:12:39]
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