記事タイトル:Fリース取引での利息相当額の処理について 


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お名前: 素浪人   
さる月刊誌に載っていた問題なのですが

問題−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

当期末時点保有の備品は当期首にリース会社との間で以下のリース契約を
結ぶことにより取得したものである。期中はリース料支払額の全額を
リース料勘定に計上しているが、当リース契約は所有権の移転しない
ファイナンスリース取引に該当するため、決算において売買処理に修正する。
なお、リース資産の金額は備品勘定に計上し、リース負債の金額はリース債務
勘定に計上すること。(当期:平成13年4月1日〜平成14年3月31日)

 リース契約開始日 平成13年4月1日 
 リース期間 5年
 リース料支払 平成13年4月1日から5回均等払い(前払方式) 
 1回のリース料 10,000千円
 当社の追加借入利子率 年5% 
 期間5年・利子率5%の年金現価係数(前払方式)4.546
 当該リース資産の現金購入見積額 46,000千円(リース会社の購入価額は不明)

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解答(決算仕訳 単位:千円)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

備品 45,460   / リース料   10,000
              リース債務  35,460

減価償却費 9,092 / 減価償却累計額 9,092

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質問1)
上記の解答には支払利息の計上がないのですが
これで正解ですか?

質問2)
上記の解答が正解であるなら、利息相当額、すなわち
  リース料総額  10,000千円*5回=50,000千円 と
  取得原価相当額         45,460千円
の差額は、いつ、どのように処理されるのでしょうか?
[2002/02/19 18:31:46]

お名前: ちゃんたま   
質問1について
期首のリース債務に対する利息相当額の認識が必要です。
すなわち 支払利息 1,773  /  未払費用  1,773 という仕訳が必要です。
 (期首リース債務(45,460千円)*0.05=1,773千円)
 (リース料は前払いの為、全額リース債務の元本返済に充当。よって、利息相当額は発生しているが利息相当の支出はされてない為、貸方は未払い費用。)

ちなみに翌期首にリース料10,000千円の支払いをした時点で
     未払費用  1,773  /  現金預金 10,000
         リース債務  8,227
...という処理を行うはずです。
[2002/02/20 00:46:03]

お名前: 素浪人   
ちゃんたまさん、解説ありがとうございます。

この問題の場合、前払方式のためリース料10,000支払時にはその期の
利息は発生しておらず、1回目は前期の未払もないため全額をリース債務の
返済に充当するのですね。

そして、当期に発生する支払利息として、10,000返済後のリース債務残高
35,460に利率0.05をかけた1,773を計上。
但し期末時点ではこれは未支出項目なので未払費用とし、次のリース料支払時に
支払われるのですね。

質問1)質問2)ともに解決できたように思います。

ありがとうございました。
[2002/02/20 17:49:33]

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