記事タイトル:ソフトウェアを臨時償却したとき、通常の償却分は?
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お名前: HOP
HOPと申します。
ソフトウェアの臨時償却時の処理について、
諸先輩のみなさまのお知恵をお貸し願えませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
[悩んでいること]
ソフトウエアの臨時償却時の仕訳
(a)ソフトウェア臨時償却 150 / ソフトウェア 150
(b)ソフトウェア償却 30 / ソフトウェア 30
上記(b)について、通常の償却と同様に、
「見込販売数量(収益)に基づく償却額」と
「残存有効期間に基づく均等配分額」とを
比較して、やはり大きい額の方を計上すべきなのでしょうか?
[問題集では..]
最近入手した某社のテキストでは、
ソフトウェア臨時償却についてはとても簡単な説明しかされていません。
それに対応した問題集においては、
上記の[悩んでいること]への回答は記されておらず、
ただ「見込販売数量(収益)に基づく償却費」のみが記されております。
ううーん。。
答をご存知の方、どうかご教授くださいませんか、お願いします!
[2002/01/26 05:36:38]
お名前: タカシ
この(b)っていうのは、まさに通常の償却ですから、「残存有効期間に基づく均等配分額を
下回ってはならない」っていう制約は受けると思います。
ので、見込販売数量(収益)に基づく償却額」と「残存有効期間に基づく均等配分額」との比較
計算は必要だと思います。
[2002/01/31 23:52:09]
お名前: HOP
タカシ様
ありがとうごいざいます。
やはり、比較計算をするんですね。
投稿後、市販されている書籍をいろいろ読んでみましたが、
大原の税理士簿記論問題集で、やはり比較をしていました。
ところが別の解説書において、
臨時償却費を計上した場合は比較する必要がないという趣旨の一文を見つけまして、
混乱していたんです。
ありがとうございました。
[2002/02/04 21:01:10]
お名前: タカシ
ちょっと補足です。
臨時償却費を計上する場合ってのは、販売がすごく落ち込んだりしている場合なんかで、多く
の場合には、均等配分額を計上するってことにはならないだろうと思います。
落ち込んだ販売が、翌期以降に回復するってのも考えにくいですもんね。
この意味では、比較計算をしても結果としては、見込販売数量(収益)に基づく償却額を計上す
るってことになるのが、実際も、問題上も極めて自然だと思います。
もしかすると「別の解説書」では、そんなことをいってるのかもしれないですね。
ただ、理屈のうえからは、比較計算は必要ということになると思います。
ちょっと気になったんでみてみたんですが、公認会計士協会の実務指針というのに計算例がの
ってまして、その設例4というのに、おっしゃってるような事例がのっているようです(比較
計算はしています。見込販売数量(収益)に基づく償却額が大きくて、そっちをとってますが)。
[2002/02/05 00:05:15]
お名前: HOP
なんと、わざわざお調べくださったのですね。
感激です!
万一試験で出題された場合には、比較計算してみることにします。
タカシさんが答えてくれなかったら、
ずっとこの問題に頭を悩ませていたことと思います。
本当にありがとうございます。。
[2002/02/06 20:26:34]
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