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お名前： しんご
第87回会計学の第３問の問２に割賦販売の利息区分法が出てたのですが，とおる
テキストには利息区分法について解説がないようなので，販売時，代金回収時，
決算時の仕訳も含めて解説をお願いします．
問題は以下の通りです．
北海工業株式会社は，平成９年９月１日に，原価1,070,000円の機械を1,500,000
円で販売した．この現金正価は1,430,000円であり，販売時に頭金として300,000円
を受け取り，残金は毎月末に６回払いとした．決算日は，12月31日で，期末までに
３回分の入金があった．
（問１）略
（問２）この割賦販売に関する収益の計上を回収期限到来基準で行い，かつ，割賦
売上高に含まれる利息を区分経理するとした場合，�‥�期の売上総利益と��
受取割賦利息は，それぞれいくらですか．なお，割賦利息の期間配分は，各
月中の期限未到来の割賦金残高を基準とする級数法によるものとする．
[2001/02/07 00:33:03]
お名前： しんごパパ
失礼しました．ＨＮが間違ってました．
[2001/02/07 00:40:32]
お名前： ゆういち
>第87回会計学の第３問の問２に割賦販売の利息区分法が出てたのですが，とおる
>テキストには利息区分法について解説がないようなので，販売時，代金回収時，
>決算時の仕訳も含めて解説をお願いします．
【販売時】
（割賦売掛金）1,200,000 （割賦売上）1,430,000
（現 金） 300,000 （前受収益） 70,000
【代金回収時】
（現 金） 600,000 （割賦売掛金） 600,000
【決算時の仕訳】
（繰延割賦売上控除）96,000 （繰延割賦売上利益）96,000
（前 受 利 息 ）60,000 （受取利息） 60,000
どうでしょうか。わからない箇所があれば質問してください。
理解できたら、次の類題を解いてみてください。
こちらの方が指示が明確ですので、わかりやすいと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【類題】
東北割賦販売株式会社は平成11年度より営業を始めた。（会計期間１年、決算日は12月31日）
資料：平成11年9月5日に商品110,000千円を仕入れ、その後、平成11年10月1日に96,000千円を
150,000千円で割賦販売した。この現金正価は120,000千円であり、販売時に頭金として
20,000千円を受け取り、残額は毎月末に５回払とした。平成11年度末までに２回分の割
賦金の入金があった。
（問）この割賦販売に関する収益の計上を回収基準到来基準で行い、かつ、割賦売上高に含まれ
る利息（割賦売上高と現金正価の差額）を区分経理するとした場合、平成11年度の�’箴�
総利益と�⊆�取割賦利息はそれぞれいくらですか。なお、未実現利益の控除額は、修正前
売上総利益（現金正価に含まれる利益）に利息を含む割賦売上高に対する割賦金の回収期
限到来高を掛けて計算し、割賦利息の期間配分は、各月中の期限未到来の割賦金残高を基
準とする級数法により計算する。
[2001/02/08 00:51:23]
お名前： ねこねこ
ゆういちさん、こんにちは。ねこねこです。
便乗質問させて下さい。
>【決算時の仕訳】
>（繰延割賦売上控除）96,000 （繰延割賦売上利益）96,000
>（前 受 利 息 ）60,000 （受取利息） 60,000
とのことですが、回収した金額自体は\600,000（\200,000×３回）のため、
回収時の仕訳として・・・
現金 600,000 ／ 割賦売掛金 600,000
前受収益 50,000 ／ 受取利息 50,000 ← 級数法の３回分
となり、結果として決算時の受取利息は \50,000 になる、という考え方は間違いでしょうか？
（なぜ４回分の受取利息となるのかが分かりません）
よろしくご教示頂ければ助かります。
By ねこねこ
[2001/02/08 11:01:43]
お名前： しんごパパ
ゆういちさんどうもありがとうございます．
解答は��15,680千円 ��24,000千円で正しいでしょうか？
割賦販売の利益率が（120,000−96,000）／150,000＝0.16なので
回収期限未到来の繰延割賦売上利益が26,000×２×0.16＝8,320
120,000−96,000−8.320＝15,680
５回払いなので，総項数は５（５＋１）／２＝15
回収期限到来が３回分なので，
（150,000−120,000）×（５＋４＋３）／15＝24,000
ちなみに，利息計算に級数法を使うこともあるんですか？
割賦販売だから特別ですか？
＞未実現利益の控除額は、修正前売上総利益（現金正価に含まれる利益）に
＞利息を含む割賦売上高に対する割賦金の回収期限到来高を掛けて計算し、
この文章，回収期限到来高じゃなくて回収期限未到来高の誤りじゃないですか？
[2001/02/08 23:19:28]
お名前： ゆういち
ねこねこ さんへ
Ｑ）なぜ４回分の受取利息となるのかが分かりません
Ａ）問題文に「回収期限到来基準」と書いてあるからです。
もう一度、お手許にある「回収期限到来基準」のところを復習してみてください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
しんごパパ さんへ
Ｑ）解答は��15,680千円 ��24,000千円で正しいでしょうか？
Ａ）正しいです。
Ｑ）割賦販売の利益率が（120,000−96,000）／150,000＝0.16なので
回収期限未到来の繰延割賦売上利益が26,000×２×0.16＝8,320
120,000−96,000−8.320＝15,680
５回払いなので，総項数は５（５＋１）／２＝15
回収期限到来が３回分なので，
（150,000−120,000）×（５＋４＋３）／15＝24,000
Ａ）そのとおりです。
Ｑ）ちなみに，利息計算に級数法を使うこともあるんですか？
Ａ）あります。というか、問題文の指示に従ってください。
Ｑ）割賦販売だから特別ですか？
Ａ）そういうわけではないと思います。
問題文の指示に書いてあれば、その指示に従う必要があります。
Ｑ）未実現利益の控除額は、修正前売上総利益（現金正価に含まれる利益）に
利息を含む割賦売上高に対する割賦金の回収期限到来高を掛けて計算し、
この文章，回収期限到来高じゃなくて回収期限未到来高の誤りじゃないですか？
Ａ）まさにそのとおりです。
私の単純なミスです。
本当に申し訳ございません。 m(__)m
[2001/02/09 00:30:49]
お名前： ねこねこ
本問題ですが、正解は・・・
�‥�期の売上総利益：
割賦売上：1,430,000 − 原価：1,070,000円 − 繰延割賦売上利益：96,000 ＝ 246,000
�⊆�取割賦利息：50,000
ではないでしょうか？
うーん、もっと基礎を固めなきゃ、さ来週の全経上級は無理かな・・・。
ではでは。
By ねこねこ
[2001/02/09 00:33:35]
お名前： ゆういち
Ｑ）本問題ですが、
Ａ）87回の問題のことですね。
Ｑ）正解は・・・
�‥�期の売上総利益：
割賦売上：1,430,000 − 原価：1,070,000円 − 繰延割賦売上利益：96,000 ＝ 246,000
Ａ）264,000千円です。
Ｑ）�⊆�取割賦利息：50,000 ではないでしょうか？
Ａ）�⊆�取割賦利息：60,000
が正解です。
[2001/02/09 00:51:48]
お名前： しんごパパ
ゆういちさんどうもありがとうございました．
級数法は減価償却の方法だと理解していましたが，問題によっては
利息計算に使うこともあるんですね．
私は独学なので，またわからないことがありましたら
よろしくお願いします．
[2001/02/09 01:06:24]
お名前： ねこねこ
ゆういちさん。
>Ｑ）なぜ４回分の受取利息となるのかが分かりません
>Ａ）問題文に「回収期限到来基準」と書いてあるからです。
結局「回収期限到来基準」とは、売上だけでなく利息の計上も回収期限の到来にて
認識する訳ですね。
よく理解できました。ありがとうございます。
TO：しんごパパさん、割り込んで申し訳なかったです。
今後ともよろしくお願いします。
ではでは。
By ねこねこ
[2001/02/09 10:57:52]
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