記事タイトル:理論の分かる基本書は? 


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お名前: 初学社   
簿記の勉強をしてますが、
ひたすら仕訳の記憶に費やしています。
ただ、何となく、理論(何故、この勘定科目を使用するのか、
何故、このような仕訳をするのか)
が背景にあるように思えてきました。
そこで、理論が分かる基本書を教えて頂きたいのですが。
[2001/09/25 23:55:58]

お名前: KOJAK   
日商1級に直結するとは言い難いのですが、
伊藤邦雄「ゼミナール現代会計入門(第3版)」を推薦します。

様々な経理処理の、奥深い背景や、
最近話題の「年金」「EVA」「開示」等々について、
相当紙面が割かれています。

私は7年前に初版(第1版)を読んで感動し、
それ以降、会計の本は、こればっかりを繰り返し読んでいます。

以上
[2001/09/26 15:58:36]

お名前: 黒子だいーる   
割り込み質問で恐縮ですが、kojakさんの登場をずっとお待ちしておりました。
非礼は承知しておりますが、それでも気になって仕方ないことが有るのです。
もしよろしければ教えていただけないでしょうか。

リスクマネジメントとクライシスマネジメントの違いについてです。
最近テレビで頻繁にクライシスという言葉を聞くのですがよく分かりません。
残念ながら私の周囲にはこれに答えられる者がおりません。
kojakさんの博識に頼るしかなく、やむを得ずこのコーナーを利用することにしました。
学校の宿題などでは決してありませんので、よろしくお願いします。
[2001/09/26 19:04:08]

お名前: KOJAK   
ええーっと、KOJAKです。
申し訳ないのですが、クライシスマネジメント、については
別段、何も知りませんので、お役に立てません。
いわゆる、「危機管理」ってやつでしょうか?
最近のテロ、で話題ですね。

ちなみに、ワールドトレードセンターには5−6回登ったことがありまして、
あのビルがもうない、と思うと、悲しい。

リスクマネジメントについては、別カテゴリーの「リスクについて」に書きましたので、
そちらをご参照いただきたいのですが、

証券投資の世界では、リスクとは不確実性を意味し、
具体的には証券の投資収益率の標準偏差(もしくは分散)です。

平たく言えば、ローリスク・ローリターンの株(たとえば電力株)は、
株価の変動が小さく(ローリスク)、だから、大もうけはないけど、大損もない。

ハイリスク・ハイリターンの株(たとえば光通信?)は、
株価の変動が大きく(ハイリスク)、だから、大もうけはありうるけど、大損もありうる。

そこで、ローリスク株とハイリスク株をバランスよく組み込んで分散投資するのが、
証券の世界でいうリスクマネジメント、ということである、、、、、ような気がします。

ああ、トピ主さんに怒られそうな予感が、、、、、。
「ゼミナール現代会計入門」、本当によい本ですので、
是非書店でお手にとってみてください。

以上
[2001/09/27 12:52:43]

お名前: 黒子だいーる   
kojakさん、なんとお礼を申し上げてよいのか。
本当に教えていただけるとは感激です。

初学社さん、なんとお詫びを申し上げればよいのか。
私も怒られるかもしれないとは考えました。
ただ財務やIRの職種を目指す方にとっては全く無関係の話でもありませんし、
将来的には非常に役立つ話だと考えて。

kojakさんには、以前からどうしてもお聞きしたかったのです。
今回お聞きできなければいつになるか分からず、つい割り込んでしまいました。

初学社さんどうかお許しください。
そしてkojakさん心からありがとうございました。
[2001/09/27 16:29:45]

お名前: 初学社   
KOJAK さん、どうもありがとうございました。
早速、本屋に行って、探してみます。
[2001/09/27 22:08:10]

お名前: へんなの   
工業簿記の参考書・理論署紹介してください。
[2001/09/29 17:37:17]

お名前: へんなの   
工業簿記の参考書・理論書紹介してください。
[2001/09/29 17:37:40]

お名前: つぎ   
工業簿記・原価計算の参考書・理論書は、僕も探していますがなかなかいいのがありません。日商の試験委員の岡本先生の本なんかがいいのでしょうが、あまりに厚すぎて読むのは大変です。(持ち運ぶのはもっと大変です)。そこで予備校が出しているものなんかはどうでしょうか?
定番のTACのとおるテキストや、ポイントについて詳しく書いてあるLIVE in 合格セミナーなんてどうでしょうか?
[2001/09/30 17:43:11]

お名前: KOJAK   
「つぎ」さんに賛成します。

長らく日商工原の出題委員を務めた(と言われる)岡本清先生の、
不朽の名著「原価計算」(通称おかげん)とか、
現在の出題委員(と言われる)廣本敏郎先生の「原価計算論」が、
工原の理論書ということになりましょうか。

ただ、これらは大学生向けのテキストでして、格調も高く、レベルも高い。

考えてみれば、岡本先生の「原価計算」(おかげん)をみっちりやれば、
日商1級の工原はバッチリのはずですが、「おかげん」はあまりに手強い。

そこで、TACも大原も「おかげん」を噛み砕いたテキストを作成している、という説を、
「簿記仲間」の常連さんが書き込んでおられました。

本試験への直結ということよりも、工原の広く深い背景を気軽に勉強する、という意味で
「おかげん」や廣本「原価計算論」を読んでみるのもよいと思います。

が、「本試験対策だけで精一杯」ということであれば、本当のところ、
TACの「とおるテキスト」で十分だと思います。

以上
[2001/10/01 01:15:01]

お名前: やぶさん   
溝口先生の本は使えないのですか。
[2001/10/01 12:44:44]

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