記事タイトル:予算・実績差異分析について |
予算・実績差異分析の問題でよく予算P/Lと実績P/L をつくりますよね。そこで質問ですが、 実績P/L 1 売上高 実際販売量*実際販売価格 2 標準変動売上原価 実際販売量*製品単位あたりの標準製造原価 変動製造マージン 3 標準変動販売費 実際販売量*製品単位あたりの標準変動販売費 標準貢献利益 4 標準変動費差異 実際貢献利益 5 固定費 実際営業利益 製品単位あたりの原価を実際の価格で行わないのですか。 予算P/Lは予算販売量*製品単位あたりの標準原価としていますが 両方標準価格を使うと価格差異が出ないような気がするのですが・・・。[2001/06/01 01:34:54]
標準原計を採用しているのに、実際原計でP/L作る方が変ですよ。 予算実績差異分析とは別に、標準原価差異は把握されます。 そのP/Lの「標準変動費差異」に価格差異も数量差異も含まれています。 予算と実績の差異、標準と実際の差異は分けて考えましょう。[2001/06/01 07:02:53]
こんにちは、keiさん お書きになった表を見ての感想にすぎないのですが、価格差異の分 は先に計算して、4の「標準変動費差異」に書いてしまうというこ とではないのかな、と思います。つまり数量差異は、この「標準変 動費差異」には含めないということです。 こうすることにより、実績の営業利益が計算でき、かつ、予算P/L と比べることで数量差異が把握できるのではないでしょうか。 価格差異を先に分離するのは、費用を構成する価格については、当 社の影響力が及ばないと考えているか、購買部隊と販売部隊の業績 を分離する目的があるのではないかと思いました。 ご疑問の点をぜんぜん外していたらごめんなさい。[2001/06/01 09:37:16]