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お名前： モグタン
第一工程と第二工程の二つの工程からなる工場で、第二工程がＸ作業とＹ作業とに細分化
されているという問題がありました。
「Ｘ作業を経てＹ作業を行う」という問題ならば、Ｘ作業の完成品をＹ作業にそのまま
振り替えて計算すればいいと思うんですが、「細分化」というのがよくわからないんです。
Ｘ作業とＹ作業を別のもの考えるんでしょうか？ 解答ではＸ作業に第一工程の完成分を
振り替えて計算して、Ｙ作業では換算量を使った加工費の計算しかしていません。なぜ、
Ｙ作業では前工程費を計算しないんでしょうか。
ちなみにその問題とはＴＡＣ出版予想問題集Ｖｅｒ．7というものの第一回の工業簿記
です。
[2001/07/03 11:44:55]
お名前： 砂時計
モグタンさん、これ、私も疑問に思いました。私の場合は、
TACの第９８回の直前予想大会でもらったビデオの小工程の解説と、
おなじくTACの予想問題集Ver.７の第１回で出てくる小工程の解説が
何か矛盾しているような気がしたんです。
（疑問点はモグタンさんの場合と全く同じです。）
今、手元に問題集がないので問題を載せられないのですが、
どなたかよろしくお願いします。
[2001/07/04 09:04:30]
お名前： ぐれ
ＵＲＬ
こんにちは、モグタンさん、砂時計さん
問題を見ることができないので、ぜんぜん外しているかもしれませんが。
１つの工程を小工程に分けた場合、期首・期末の仕掛品の扱いがちょいと雑になる感じが
します。総合原価計算の進捗度は「平均してこれくらいの原価を負担させるべき率」とい
うイメージなはずですが、これを小工程に分割するとき、進捗度４０％なら４０％の地点
に仕掛品がまとまってどかんと存在するという風にしか扱えなくなります（細かく指示が
与えられていれば正確に考えることができるはずですが）。
すると、期末・期首ともに４０％の進捗度であれば、５０％地点でばちんと小工程に分割
した場合、第二小工程には期首も期末も仕掛品が全く存在しないという状況を考えざるを
えないように思います。
その場合、第一小工程から第二小工程には前工程費を振り替えて、第一小工程完成品と第
一小工程期末仕掛品にこれを按分しますが、第二小工程にあってはその全額が第二小工程
完成品に移っていくだけということになります。
ということも念頭におくならば、期首や期末の仕掛品が存在するポイントと、小工程に分
割するポイントを比べてごらんになるのがひとつの着目点かなあ、と思いました。
直感的なことを書いたので、ぜんぜん違うことならごめんなさい。
[2001/07/04 10:43:27]
お名前： モグタン
どうしてもこの問題をちゃんとやっておきたいのでがんばって問題を載せます。
第一工程 第二工程 原料は、第一工程の始点で投入している。
月初仕掛品 ？（1/2） 400� �
当月投入量 2700 ？ 第一工程の1/2の地点において、正常仕損が発生
合計 ？ ？ している。なお、正常仕損の処理は、度外視法に
正常仕損量 300（1/2） − よっており、正常仕損費は、発生点の加工進捗度
月末仕掛品 600（2/3） 250�◆ ，亡陲鼎い瞳酲�仕掛品にも負担させる。
当月完成量 ？ ？
仕掛品の評価方法および製品の払出方法は、第一工程及び製品は平均法、第二工程は
先入先出法によっている。第二工程月末仕掛品原価の算定に当たり、第二工程月初仕掛品
原価を影響させないこと。
当製作所の生産工程は第一工程と第二工程の二つの工程からなるが、第二工程はさらに
Ｘ作業とＹ作業の細分されている。�，蓮■愃邏箸�100％終了してるがＹ作業には着手して
いないことを示し、�△錬拑邏箸�60％まで終了していることを示している。
問題文は大体こんなところです。小工程がある問題の基本的な問題として、「Ｘ作業をへ
て、Ｙ作業をおこなう」という問題ならば、素直にＸ作業の当月投入量は第一工程の完成量
として、Ｘ作業の完成量をＹ作業の当月投入量にするというのは解るんです。
そしてこの問題での生産データーも一応作れるんですが、実際に数字を計算していこうと
するとわけがわからなくなるのです。 どなたかよろしくお願いします。
ちなみに解答では第二工程の前工程費のｂｏｘ図、変動加工費-Ｘ作業のｂｏｘ図、固定
加工費-Ｘ作業のｂｏｘ図があり、その下に変動加工費-Ｙ作業のｂｏｘ図、固定加工費-Ｙ
作業のｂｏｘ図があります。Ｙ作業の数量のｂｏｘ図はないんです・・・。なぜ？
[2001/07/04 12:25:29]
お名前： モグタン
すいません。この問題は製品の生産データから逆算していく問題でした。
月初製品在庫量 250
当月完成量 ？
合計 ？
月末製品在庫量 300
当月販売量 ？
合計 ？
です。ちなみに操業度差異とかも使って計算するんですが、私は生産データは何とか作れる
ので、数字はなくてもいいです。Ｙ作業の数量分はどこへ行ったのかがわからないんです。
おねがいします。
ｐ，ｓ 砂時計さん、ぐれさん、書き込みありがとうございました。
[2001/07/04 12:46:39]
お名前： ぐれ
ＵＲＬ
こんにちは、モグタンさん
問題文の感じから（としか申せないのですが）、普通にＸ小工程の後にＹ小工程に
振り替える考え方で良いと思いました。つまりＸ工程の作業が終了してから、Ｙ工
程の作業を行うということです。
そうしますと、Ｘ工程には期首仕掛品が存在せず（第二工程の期首仕掛品は既にＸ
小工程の作業を終了していますからＹ小工程の期首仕掛品となります）、また、期
末仕掛品も存在しません（第二工程の期末仕掛品はＹ小工程の期末仕掛品となりま
す）。
ということは、前工程費（第一工程において投入された原価）は、Ｘ工程にいった
ん振り替えられるものの、そのまま全部がＹ工程に振り替えられることになります。
ということは、先入先出法ですから、前工程費がＹ小工程において期末仕掛品にい
かに配分されるかだけを考えれば良いということになりましょう。
生産データをお作りになることができるとして、どこらへんがわからないのかが、
把握できない（「Ｙ作業の数量分」というのがわたしには意味がいまひとつわから
ない）ので、ちょっと外しているかもしれませんが、本問では前工程費を小工程に
分けて考える実益はないと考えられます。
[2001/07/04 21:27:36]
お名前： 砂時計
ぐれさん、モグタンさん、こんにちは。ぐれさん、説明ありがとうございました。
実は私も、Ｘ工程には期首仕掛品が存在せず（第二工程の期首仕掛品は既にＸ
小工程の作業を終了していますからＹ小工程の期首仕掛品となります）、また、期
末仕掛品も存在しません（第二工程の期末仕掛品はＹ小工程の期末仕掛品となりま
す）。というぐれさんの考え方が正しいと思うのですが、回答をみると生産データは
以下のようになっています。
第１工程 第2工程−X作業
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 300 次工程 2100 月初 400 完成 2250 ∴完成品 2250
(150) （400）
当月 2700 仕損 300 当月 2100 月末 250
(2500) (150) （2100） （250）
月末 600
(400) 第2工程−Y
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 400 完成 2250
（−）
当月 2100 月末 250
(2400) （250）
しかし、私の考えでは正解は、
第１工程 第2工程−X作業
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 300 次工程 2100 月初 − 完成 2100 ∴完成品 2250
(150) （−）
当月 2700 仕損 300 当月 2100 月末 −
(2500) (150) （2100） （−）
月末 600
(400) 第2工程−Y
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 400 完成 2250
（−）
当月 2100 月末 250
(2400) （150）
だと思うのです。
問題文、解説に書いてある文章でなんとなく心当たりになるのは、
“第2工程の作業区分については、月初仕掛品原価の影響を月末仕掛品に
反映させないように注意する事”という一文なのですが、いまいち意味が
よくわかりません。よろしくお願いします。
[2001/07/05 21:41:37]
お名前： わかば
ＵＲＬ
第一工程 第二工程
月初仕掛品 ？（1/2） 400� �
当月投入量 2700 ？
合計 ？ ？
正常仕損量 300（1/2） −
月末仕掛品 600（2/3） 250�◆ �
当月完成量 ？ ？
月初製品在庫量 250
当月完成量 ？
合計 ？
月末製品在庫量 300
当月販売量 ？
合計 ？
＞当製作所の生産工程は第一工程と第二工程の二つの工程からなるが、
＞第二工程はさらにＸ作業とＹ作業の細分されている。
＞�，蓮■愃邏箸�100％終了してるがＹ作業には着手していないことを示し、
＞�△錬拑邏箸�60％まで終了していることを示している。
わかばはこれを、X作業の加工費換算量は100％であり、
Y作業の加工費換算量は60％であるとして、数量換算をするのだと思いますが・・・
例えば缶入り泡立てクリームコーヒー製造工場におぃて
Ｘ作業・・・攪拌されたコーヒーの泡立て作業
Ｙ作業・・・攪拌されたコーヒーの泡立て作業
と、いぅようなイメージでこの問題を読ませていただきました。
***砂時計さん***
問題文より、
第２工程X作業の原料費数量は、Ｙ作業の原料費数量と同になると思われますがいかがでしょうか。
***モグタンさん***
Y作業の数量は砂時計さんが載せていらっしゃる生産データとおりになると
わかばには思われたのですが。
第１工程 第２工程−X作業
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 300 次工程 2100 月初 400 完成 2250
(150) （400）
当月 2700 仕損 300 当月 2100 月末 250
(2500) (150) （2100） （250） 製品
月末 600 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
(400) 月初 250 当月販売2200
完成 2250 月末 300
第２工程−Y作業
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 400 完成 2250
（−）
当月 2100 月末 250
(2400) （250）
せっかくぐれさんが素晴らしい解説をいれてくださったのに
とんと見当違いなことを言っていたら申し訳なぃです。_(_^_)_
[2001/07/06 07:30:12]
お名前： ぐれ
ＵＲＬ
こんにちは、砂時計さん、モグタンさん、わかばさん。
わたしもわかばさんとまったく同じように考えております。
この問題では「第二工程Ｘ小工程」に期首仕掛品・期末仕掛品がないため、前工程費を小
工程に分けて考える実益はないと考えております。そうすると、Ｘ小工程とＹ小工程に分
断せず、第二工程全体について、前工程費、Ｘ作業に関する加工費、Ｙ作業に関する加工
費の原価配分だけを考えても同じことになるわけです。途中投入の材料がある場合の考え
方と同じです。解答における書き方は、上が前工程費及びＸ作業に関する加工費の、下が
Ｙ作業に関する加工費の、それぞれ生産データというつもりなのかもしれません。
あえてＸ小工程とＹ小工程に分けて考えた場合、以下のようになりましょう。
�。愍�工程−前工程費 ��Ｙ小工程−前工程費
─────┬───── ─────┬─────
０│２１００ ４００│２２５０
│ │
２１００│ ０ ２１００│ ２５０
│ │
�■愍�工程−Ｘ作業費 �ぃ拆�工程−Ｘ作業費
─────┬───── ─────┬─────
０│２１００ ４００│２２５０
│ │
２１００│ ０ ２１００│ ２５０
│ │
�ィ拆�工程−Ｙ作業費
─────┬─────
０│２２５０
│
２４００│ １５０
│
あとはどれとどれを一緒に書くかという表現の仕方に過ぎません。砂時計さんは、�，鉢�
を一緒にし、��〜�イ魄貊錣砲靴峠颪い討�られますし、解答の方は、�，鉢△禄颪�意味が
ないので��と�ぁ↓�と�イ魄貊錣暴颪い燭發里魑�載しています。繰り返しになりますが、
こうした処理が可能なのは、Ｘ小工程の期首と期末に仕掛品がないからです。
（解答の方の第二工程−Ｙの月末仕掛品の換算量が２５０になっているのは解せませんが）
なお、「第二工程の作業区分については、月初仕掛品原価の影響を月末仕掛品に反映させ
ないように注意する事」というのは、あまり見かけない記載ですが、先入先出法と同義で
す。
どちらでお考えになっても同じ結論が出ると思います。
[2001/07/06 09:19:01]
お名前： わかば＠自己レス
ＵＲＬ
***申し訳ありません 訂正です***
＞Ｘ作業・・・攪拌されたコーヒーの泡立て作業
＞Ｙ作業・・・攪拌されたコーヒーの泡立て作業
Ｘ作業・・・コーヒーの攪拌作業
Ｙ作業・・・攪拌されたコーヒーの泡立て作業
・・・・つまらなぃ例えなのに、つまらなぃ間違いさえしてしまぃました・・(恥）
***訂正２***
第２工程−Y作業
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月初 400 完成 2250
（−）
当月 2100 月末 250
(2400) （250）←(150)です
朝いちでレスを入れたので、時間を置いて見直しにきたのですが・・・・
申し訳ありませんでした・・・_(_^_)_
解説につぃては、、、、、わかばなどが出る幕でなぃので、
ぐれさんのわかりやすぃ的を得た回答にお任せいたします♪
[2001/07/06 09:36:37]
お名前： 砂時計
ぐれさん、わかばさん、解説ありがとうございました。
ぐれさんの言われた、
“この問題では「第二工程Ｘ小工程」に期首仕掛品・期末仕掛
品がないため、前工程費を小工程に分けて考える実益はない”
という事ですが、という事は先に書いた私の考え方でも解答の
考え方でも、書き方に違いがあるだけで、結果は同じになるという
結論ですね。（第2工程月末仕掛品の換算量はたぶん写し間違いです。
150だと思います。）みなさん、ありがとうございました。
[2001/07/06 10:33:36]
お名前： モグタン
ぐれさん、砂時計さん、わかばさん、何度もありがとうございました。すべてをじっくり、じ
っくり考えてみようと思います。
[2001/07/06 13:36:44]
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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