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お名前: やました
みなさん教えてください。
作業くずが発生している時は、計算する前に当期製造費用から差し引いてから計算するのですか?
問題文中に作業くずの評価額は60、000である。作業くず評価額は原料費より控除する。
と書いてありますが、僕は原料費を全部計算したあとに評価額を引くものだと思っておりました。
しょーもない質問ですけど、宜しくお願い致します。
[2001/10/04 09:55:20]
お名前: whide
全部計算した後というのは、完成品原価及び月末仕掛品原価を計算した後って意味だと思いますが、
「原料費」と「加工費」って別々に計算しますよね。
その「原料費」の方から控除ってことかな?最終的には「"全部計算した後"の完成品原価の原料費から控除する」ということになるでしょうか。
[2001/10/04 10:43:44]
お名前: やました
whideさん書きこみありがとうございます。
書きこんでいただいた通り、「全部計算した後の完成品原価の原料費から控除する」
と思っていました。
しかし解答を見ると、最初に評価額を差し引いて、計算を始めないと答えが出ませんでした。
作業くずは作業を行なった後にくずとして出てくるものなんでしょうが、最初に引いて計算する
もんなんでしょうか?
仕訳では 作業くず60、000/仕掛品 60、000の仕訳をきるのは作業が終わって分かる事なのに・・・・
僕はただ考え違いをしているだけなんでしょうか?
よければ、書きこんでください。
[2001/10/04 11:51:20]
お名前: whide
ん〜。ごめんなさい。自分も勘違いしているのかも…。
自信がないので、自宅でテキスト見てみます。
力になれませんで申し訳ない。
他の方の書き込みお待ちしております。
[2001/10/04 12:26:30]
お名前: 中級者
作業くずについては基準の三六に「個別原価計算において,作業くずは,これを総合原価計算
の場合に準じて評価し,その発生部門の部門費から控除する。ただし,必要ある場合には,
これを当該製造指図書の直接材料費又は製造原価から控除することができる」
とあります。
総合原価計算の場合は作業くずの評価は基準の二八に副産物に準ずるとあり,
主産物の製造原価から控除します。
さて,処理の方法ですが,やましたさんは多分総合原価計算について言われていると
思うので総合原価計算の場合で説明します。
評価額は原料費より控除する,とある場合は期末に作業くずを負担させるかが問題となります。
やましたさんの文章から推測すると作業くずの処理は,度外視法又は進捗度を考慮した度外視法によると思われます。
度外視法又は進捗度を考慮した度外視法による場合,月末の仕掛品にも作業くずを負担させなければならない場合がある
ため(度外視法による場合は必ず)当月製造費用から評価額を控除したもので月末仕掛品を計算しなければなりません。
そして,完成品原価を求める際に評価額を引きます。
これは仕損評価額ある場合も同じ処理になります。
なぜ,このような処理になるかというと,作業くずの実際の費用は発生額ー評価額ですが
度外視法や進捗度を考慮した度外視法の場合は分離計算をしないため,先に評価額を控除し,
作業くずの実際の費用を月末仕掛品に負担させた後,完成品原価を求めるときに評価額を
差し引くという手順を踏んでいるためだと思います。
ゆえに,非度外視法や進捗度を考慮した度外視法の場合の完成品のみ負担の場合は
当期製造費用から差し引いてから計算はせず,非度外視法の場合は仕損品原価から評価額を
控除して,進捗度を考慮した度外視法の場合の完成品のみ負担の場合は完成品原価から控除
することとなります。
やましたさんの最初に評価額を差し引いて、計算を始めないと答えが出ませんでした,
とあるのは実際の費用を月末仕掛品に負担させる処理のところだと思います。
[2001/10/04 15:48:23]
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