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お名前： にゃん
再開、とっても嬉しいです。
さっそく合併で質問です。混乱してしまってます。お願いします。
ある問題で
被合併会社の諸資産の公正評価額は345,000円である。
企業評価額は、純資産額と収益還元価値の平均による。
合併差益の金額は、商法で認める二つの方法による。
という問題で、
企業評価額を求める段階では、公正評価額は考慮に入れず、合併仕訳をする段階で
考慮に入れているのですが、なぜでしょうか。
商法で認める方法は、現物出資ですよね。公正評価額で比率を計算しなくていいの
でしょうか。
「合併比率の計算に先だって評価替する」という指示がある問題の場合のみ、企業
評価額を評価替するのですか。
また、商法で認められている二つの方法とは、
商法第288条の2第1項5号
288条の2第3項
288条の2第6項
のどれでしょうか。お願いします。
[2001/05/01 16:44:37]
お名前： 書いてみたかっただけの者
私も、この掲示板が復活してくれて嬉しく思っている１人です。
ココが一番、簿記簿記してますし♪
って余談はどうでもいいとして、短答式が近づいているので、あっさり目で
よければ、ということで。
具体的な仕訳の切り方などは、後の人のレスを待つか、ご自分で解答やテキ
ストとにらめっこしてください。（後者のほうが早いかも）
合併会計、中でも簿記的な、つまり、具体的にどう仕訳を切ればいいかとい
う話の時には、
合併比率を出す前
の話と後の話の区別をきちんとつけて
理解する
ということが重要だと思います。
なぜ企業評価をする必要があるかといえば、それは合併比率を出すためです。
（※１）
なので、その時（合併比率を出す前）に出てくる話が、じゃあ企業評価は純
資産簿価を使うか公正価値を使うか収益還元を使うか時価×発行済株式総を
使うか、それとも、これらを単独で使わず、例えばこのうちのいくつかを足
していくつで割ってみるか、などというような話なんです。
そして、いったん合併比率が出た後には、もう仕訳しか残ってないわけです
から、そこで初めて商法の原則処理、ないしは容認処理なんていう話が出て
くるわけです。究極的には、資本金にいくら計上し、残りはさてドースル？
ってな具合です。
（※２）
ということで、合併比率を算出する前の段階で、商法の原則・容認なんてい
う話は出てくるわけもなく、逆に、合併比率を算出した後の段階で、企業評
価を純資産簿価でやるか公正価値でやるか・・・なんていう話は出てこない
わけです。
これくらいの解説でご勘弁ください。お互い、がんばりましょうね(^-^)
P.S.
というわけなので、
＞＞企業評価額を評価替する
つまり、企業評価額を評価替（純資産簿価だけで合併比率を算出しない）す
るのであれば、
＞＞「合併比率の計算に先だって評価替する」
に決まってるんです。問題文に指示があろうがなかろうが、ね。
※１
では、なぜ合併比率を出す必要があるかといえば、それは増加させるべき資
本金はいくらにしなければならないか、ということなんですが、これが実は、
後に続く話のポイントだったりして。
※２
この「残り」に関する処理が、合併会計における商法の原則・容認っていう
話です。ちなみに、資本金にいくらぶち込むかという話は、資本金算定の原
則・容認という話であって、合併会計における原則・容認という話ではあり
ません。
・・・タグうまく効いてるかな？ ちょっと心配(・・;
あーんど、自分もちょっと合併会計復習してみよ♪
[2001/05/04 05:35:17]
お名前： 書いてみたかっただけの者
タグ見直す前に送信されちゃった（・；
[2001/05/04 05:39:03]
お名前： ふく
ちなみに商法の認める方法は、２８８条ノ２第１項５号 です。
２８８条ノ２第３項
少し追加して説明します。
合併の流れとしては、以下の６＋１段階です。
�妓鯢娚�式数の算定
１．企業評価額の算定
２．合併比率の算定
３．交付株式数の算定
�狭臺算徒�
４．増加資本金の算定
５．合併受入仕訳
６．合併修正
�刑睫浬�表の作成
７．合併後貸借対照表の作成
という流れです。
順番に解いていけば問題なく解けるはずです。
解らなければまたここにレスしてください。
[2001/05/07 03:10:18]
お名前： にゃん
書いてみたかっただけの者さん、ふくさん、ありがとうございました。
合併受入仕訳の段階になって、初めて、商法の原則とかっていう話になるのですよね。
合併の流れが整理できました。
で、企業評価は純資産簿価を使うか公正価値を使うか、などについては、問題文の指示
をよく読んで従うということですよね。
なんかすっきりしたかな。
ありがとうございました。
[2001/05/07 11:19:41]
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