記事タイトル:会計処理の変更と見積の変更が同時に発生した場合の処理 


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お名前: 11対10 くそ-   
見積の変更か会計処理の変更かの区別がつかない場合,見積の変更と処理するはなぜですか.

たとえば,マ−ケティングの支出に関して
1.効果が数年に及ぶと判断したが,効果が当期中に終わると判断
 この場合,資産計上から費用計上
2.効果が当期中に終わると判断したが,効果が数年に及ぶと判断
 この場合,費用計上から資産計上

どなたかご教示してくださいませ^▽^;
[2001/10/02 11:35:28]

お名前: もんちゃ   
会計には、収益とそれを獲得する為に必要な費用を対応させる事をします。
マーケティングの支出において、その効果が時期以降に及ぶのであれば、時期以降において
収益の獲得が見込める効果があったとみることができます。
時期以降に収益の獲得があったならば、それに見合う費用の計上をしなければなりません。
ですので、マーケティングの支出を資産化し、時期以降に於いて償却することによって
時期以降の収益に費用を対応させることが可能になります。

・・・っと、何を言っているか分かりますでしょうか・・・?
換言すると、時期以降に儲かるように活動したならば、時期以降に儲かったときに幾らコストが
かかったかを対応させてあげることが大事なのです。
似たような話で建物を長期にわたり減価償却をするのは、建物を利用することによって得られる
便益が長期に渡って発生するから、その便益に対応させる費用を長期に渡って計上する為です。
棚卸資産を購入しても、購入時に費用化せず、販売時で費用化させるのは、販売という収益獲得
に対する費用を対応させてあげたいからです。

ですから、マーケティングの支出が当期中限りであれば、当期中だけの収益に対応させるべく
当期に費用計上させてあげるのです。
そして、効果が数年に及ぶのであれば、資産計上して時期以降に収益に対応させるのです。
[2001/10/05 00:44:29]

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