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お名前： ＰＩＴ・イン
戦略的意思決定で、減価償却費×法人税率のことをタックス・シールド（法人税節約額）
と習いました。テキストにもそう書いてありました。
ところで、取替投資の意思決定においても、設備売却損（益）が有る場合は、
設備売却損（益）×法人税率を計算し、キャッシュ・イン（アウト）フローを計算しますが、
この「設備売却損（益）×法人税率」のこともタックス・シールド（法人税節約額）と
呼ぶのでしょうか？
また、そう呼んだとしてキャシュ・アウトフローの時も 法人税「節約」額 と呼ぶのでしょうか？
節約には、なってないような気がするのですが？どなたかご存知のかた教えてください。
[2001/12/17 12:48:32]
お名前： 匿名希望
タックス・シールドが起こる原因は、キャッシュ・フローではなくて、
実現主義と非現金支出費用ではなかったでしょうか？
間違ってたら申し訳ありません。
[2001/12/18 00:36:20]
お名前： ＰＩＴ・イン
↑そのへんのとこも含めて、どなたか教えてください。
[2001/12/18 08:50:55]
お名前： まいど
売却損は非現金支出費用。よってタックスシールド。売却益は、現金収入収益。
タックスシールドは、非現金支出費用が発生するときに起こりますので、売却益においては想定しません。仕訳をすれば明らかになります。
[2001/12/19 18:17:17]
お名前： ＰＩＴ・イン
まいどさん、毎度有難うございます。
売却益に関しては、タックスシールドとは、呼ばないということですね。
ところで、匿名希望さんの書き込みを見て新たな疑問がうまれました。
タックスシールドというのは、キャッシュインフローではないのでしょうか？
純現金収入×（１−法人税率）では、税金が引かれすぎなので、減価償却費×法人税率
で戻し、純現金収入を算出するのだから、キャッシュインフローのように感じるのですが…
仕訳をして、現金×××／収益×××となるもののみをキャッシュインフローというの
でしょうか？減価償却費×××／機械×××などを非現金支出費用というのでしょうか？
この２たつは、違うものなのでしょうか？
なんか自分でも混乱していて質問自体が分かりづらいかもしれませんが、
「実現主義と非現金支出費用」について、どなたかもう少し詳しく説明していただけますか？
（実現主義という言葉自体、初耳です。よろしくお願いします。）
[2001/12/20 13:00:19]
お名前： K
タックスシールドというのはキャッシュアウトフローの節約額のことです。
例えば現金収入が１００で現金支出費用が５０、税率が４０％だとすると減価償却費
がない場合の税金（キャッシュアウトフロー）は(100-50)×40%=20となりますが、減価
償却費が10あった場合には(100-50-10)×40%=16となります。ここで減価償却費は現金
支出を伴わないので、結果的に減価償却費によってキャッシュアウトフローが20-16=4だけ
減少することになりますがこの部分がタックスシールドになります。したがってタックス
シールドはキャッシュアウトフローの節約額なのでキャッシュインフローと同じように
考えることになります。
また、「非現金支出費用」は費用として計上されるが、現金支出がないもののことであり
仕訳をきってみて貸方に現金がでないもののことです。また「実現主義」というのは収益
を�ヾ覿罰杏瑤梁荵絢圓忘皺漾ν冖鬚魄�き渡して�△修梁于舛箸靴童酋發泙燭聾酋眛嬰�物
を受け取ったときに収益を認識しようという考え方のことです。
この実現主義は財務会計においてはとても重要なものですが、意思決定では現金収入・
支出を考えるのでそれほど重要ではありません。
[2001/12/20 16:56:32]
お名前： ＰＩＴ・イン
Ｋさん、解りやすいレスありがとうございました。タックスシールドと非現金支出費用の
説明よーく分かりました。
ただ一点、「実現主義」の会計用語が難しくて、わかりづらいのですが、
これは商簿のほうで、出てくるものなのでしょうか？簡単に言うとどういうことなのでしょう？
自分は、まだ工簿の勉強しかしておらず、会計理論の部分が苦手です。
でも意思決定を行う上では、それほど重要では、ないということなので、
この部分だけは、あとで商簿で理解したいとおもいます。Ｋさん、本当に有難うございました。
[2001/12/20 17:18:49]
お名前： 簿記野郎
実現主義というのは、
現金またはその同等物を「受け取った」時に
収益認識するタイミングで認識する方法です。
（売上）***（売掛金）***
は実現主義の場合、収益計上しません。
（売掛金）***（現金）***
が収益計上となります。
実務的には、あまり見かけません。
[2001/12/25 17:49:52]
お名前： 簿記野郎
実現主義というのは、
現金またはその同等物を「受け取った」時に
収益認識するタイミングで認識する方法です。
（売上）***（売掛金）***
は実現主義の場合、収益計上しません。
（売掛金）***（現金）***
が収益計上となります。
実務的には、あまり見かけません。
[2001/12/25 17:49:59]
お名前： ＰＩＴ・イン
なるほど、現金または現金同等物を受け取って初めて、収益（売上）とするのが、
実現主義ということですね。噛み砕いて教えていただき、有難うございます。
もし実現主義を採用している会社が、掛売上を行った場合の仕訳はどうなるのでしょうか？
その時点では、何の仕訳もせず、現金を受け取った時点で、現金／売上とするのでしょうか？
だとすると商品を先に引き渡して、お金をもらっていない状態（掛売上時）の仕訳はないので
しょうか？最初の質問と話が変わってきましたが、教えていただけませんか？
[2001/12/26 12:43:48]
お名前： 簿記野郎
たとえば
売上時
（売掛金）***（仮売上）***
現金回収時
（現金）***（売掛金）***
（仮売上）***（売上）***
となるかと思います。
[2001/12/26 18:36:35]
お名前： 簿記野郎
たとえば
売上時
（売掛金）***（仮売上）***
現金回収時
（現金）***（売掛金）***
（仮売上）***（売上）***
となるかと思います。
[2001/12/26 18:36:43]
お名前： ＰＩＴ・イン
重ね重ね有難うございます。随分と商簿を離れてしまっていたので、ぽっかり記憶が
抜け落ちていました。言われてみて、納得しました。これって２級の範囲ですね！（笑）
こんな質問に答えてくださり有難うございます。１級の範囲って膨大ですね。
商簿をやりだしたら、今度は工簿を忘れそうです。２、３級も忘れていますし、
１級のボリュームに驚いている今日この頃です。
[2001/12/27 09:03:01]
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