記事タイトル:連産品の追加加工の可否 |
連産品A,B,C 第1工程では原材料費及び加工費の連結原価\3,750,000.-が消費され10,000kgの中間生産物が生産され、その65%が第2工程(加工費:\1,200,000)に進み更にその80%が第4工程(加工費:\3,022,500)に進んでA製品として完成。残りが第5工程(加工費:¥187,500)に進んでB製品として完成。 また第1工程での中間生産物のうち、35%は第3工程(加工費:\1,540,000)に進み、60%の歩留まりでC製品として完成。いずれも月初及び月末の仕掛品は発生せず。 各連産品の完成品数量と@当たり販売価額(正常価額)は次のとおりであった。 連産品 完成品数量 kg当たり販売価額 A 5,200kg 1,350 B 1,300kg 1,800 C 2,100kg 1,650 次の原価計算表を作成せよ 連産品 生産量 販売価額 連結原価配分 個別加工費 製造原価 製品単位原価 A B C どういう計算過程で、解答が導かれるのかをお教えください[2001/10/26 12:54:46]
連産品の計算は主に正常市価基準から等価係数を求めて連結原価に按分して計算されます。 正常市価は,連産品で加工の上売却できるものは,加工製品の見積売却価額から加工費の見積額を 控除した額のことです。 他にも生産量によって按分する方法や純度,比重を用いて按分する方法もあるようです。 このため,連産品の問題では按分する方法が問題で指定されていると思います。 また,正常市価基準では等価係数を算定するのは見積価格を用いるので見積追加加工費が 問題で指定されているはずです。 上記の問題はどの基準で按分するのでしょうか?[2001/10/30 17:01:01]