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お名前： TAMA
独学で簿記論を狙ってるものですが、新基準の関連に
ついて１点ここで質問させてください。
転換社債の発行価額を区分法で処理した場合の処理についてです。
テキストには平価発行の場合の処理方法しか載ってません。
もし割引発行した場合、一括法と同様に社債転換益は出るのでしょうか？
[2001/01/03 20:03:51]
お名前： ぽち
転換社債 A/ 資本金 B
/ 社債発行差金 C
/ 社債転換益 D
A＝額面額、B＝発行価格、C＝発行差金の未償却分、D＝発行差金の償却分
[2001/01/03 23:40:56]
お名前： ぽち
転換社債 A/ 資本金 B
/ 社債発行差金 C
/ 社債転換益 D
A＝額面額、B＝発行価格、C＝発行差金の未償却分、D＝発行差金の償却分
ただし、資本組入は原則を適用
[2001/01/03 23:42:45]
お名前： TAMA
>ぼちさん
レスありがとうございます。
ただ、それだと株式転換権がありませんよね。
もしかして一括法の仕訳ではありませんか？
[2001/01/04 00:26:38]
お名前： もんちゃ
−発行時−
現金預金＊＊ ／転換社債＊＊
社債発行差金＊＊
現金預金＊＊／株式転換権＊＊
っという具合の仕訳になります。
株式転換権の対価はワラント債における新株引受権勘定の数値の導き方と全く同じです。
そして
−−転換時−−
転換社債＊＊ ／資本金＊＊
株式転換権＊＊ 資本準備金＊＊
社債発行差金＊＊
となります。
ここで金額の算定が難しいです。
まず、株式転換権・社債発行差金・転換社債は転換請求のあった分を戻します。
資本金と資本準備金ですが、まずは発行株式数を求めます。
発行株式数＝転換社債の発行価格÷転換価格 で求まります。（一括法との整合性の観点より）
そして、（転換社債＋株式転換権−社債発行差金） の金額を「発行株式数」で割ると
一株当たりの「帳簿上の発行価格」が求まります（ややこしいですよね・・・）
その「帳簿上の発行価格」と額面の規定をどう扱うかの指示に従い発行株式数を掛けてあげると
資本金及び資本準備金の数値が出てきます。
尚、株式転換権は新株引受権同様に流動負債に記載されます。
転換請求期間内に転換請求がなかった分は「株式転換権戻入益」と特別利益になります。
ん〜〜・・・・、わかりましたでしょうか・・・。
[2001/01/04 01:59:06]
お名前： もんちゃ
追加です。
社債転換益は、一括法において出る場合（割引発行）においては区分法でも出ることになります。
実態は全く同じ事であるのに会計処理方法が異なるだけで利益が違ってくることはおかしいです。
[2001/01/04 01:59:34]
お名前： もんちゃ
あ・・・・・
質問の内容をきちんと読めば、追加のカキコで質問の答えに十分なっていましたね。
平価発行の場合は把握しているのに何が「わかりましたでしょうか」なのでしょ。
恥ずかしい！
正月ボケです。はい。（＾＾；
[2001/01/04 03:02:02]
お名前： TAMA
もんちゃさんありがとうございます。めちゃ助かります。
つまり区分法では社債転換益は計上されないということですね。了解。
（最新の法規集見ても分からなかったんですが、これって
実務指針か何かで決まった事なんですかね？）
一応数字で確認させてください。
１． ×１年４月１日、転換社債を以下の条件で発行した。
�ヽ枳盟躋曄�500,000
��発行総額 480,000
�Ｇ�利率 ３％
�そ�還期限 ×６年３月３１日
�ヅ彰慌然福 �800
�Σ召謀�社が年利率３％で普通社債を発行した場合、
発行総額は450,000となる。
２． ×４年３月３１日、上記転換社債のうち４０％について
転換請求を受け、額面株式（額面５００円）を交付した。
資本組入額は商法の最低額とする。
という問題の場合（自作問題なので�△鉢Δ梁臂�関係が適切かどうかは自信なし）
−発行時−
現金預金 450,000 ／ 転換社債 500,000
社債発行差金 50,000
現金預金 30,000 ／ 株式転換権 30,000
−−転換時−−
転換社債 200,000 ／資本金 125,000
株式転換権 12,000 資本準備金 79,000
社債発行差金 8,000
で正しいでしょうか？
[2001/01/04 06:55:30]
お名前： TAMA
え〜〜〜っ！
もんちゃさんの一番目のレスを見た後に回線切ったまま考えた結果
が↑です。
やっぱ社債転換益は出るんですか〜。
上の設問だと金額はどうなりますか？もういっぱんお助けを。
[2001/01/04 07:05:29]
お名前： もんちゃ
発行時の仕訳はその通りだと思います。
しかし、転換時の金額が違うと思います。
帳簿上の発行価格算定の時、転換社債の金額は200.000を使用するのではなく
200.000×450.000/500.000を用いて算定し、仕訳は
転換社債200.000 ／資本金 125.000
社債転換権12.000 資本準備金 59.000
社債発行差金 8.000
社債転換益 20.000
っとなります。
割引発行の時に一括法の時でも、社債の負債額面の内で実際に会社に入ってきた
現金の部分を資本金や資本準備金に振り返るわけで、その額面と払い込まれた
差額分が転換益になる訳ですよね。
商法において、資本金は会社債権者のために非常に重要なものとなっているために
実際に資本金に相当する財産が会社に払い込まれているかどうかが重要視されます。
なので、社債を転換したときに資本に振り返る額は実際に払い込まれた金額分
でないとならないのです。
[2001/01/04 23:15:37]
お名前： ぽち
TAMAさん、ごめんなさい。
理解していませんでした。
[2001/01/04 23:49:43]
お名前： TAMA
>もんちゃさん
処理方法は了解っす。ありがとうございました。
ただ、資本充実原則のお話がありましたが、それに関連して
どうしてもわからない点があります。
�（寝組�行の場合、この設問だったら
−−転換時−−
転換社債 200,000 ／資本金 125,000
株式転換権 20,000 資本準備金 87,000
社債発行差金 8,000
ですよね。となると 実際に払い込まれた額＜資本金＋資本準備金
となって、資本充実原則に違反するしょりになると思います。
なんでこのような処理が可能なのでしょうか。
�△發軍箘�発行で御回答のような処理をするということは
平価発行の場合とは異なった考え方を採用しているという
理解でよろしいのでしょうか？
[2001/01/05 00:29:25]
お名前： もんちゃ
資本金＋資本準備金＝212.000
であるのに、発行時に実際に企業に入ってきた現金は200.000であるということですね？
転換社債200.000分に対する転換日までの社債発行差金の累積の償却額は12.000となります。
社債発行差金は、償却額が非現金支出費用であるために償却額分が企業内に
不特定資産として留保されます。
つまり、転換社債の発行による転換日までの差金償却で12.000が留保されることになります。
200.000+12.000＝212.000となり、資本充実の原則には反しないのです。
[2001/01/05 01:37:59]
お名前： TAMA
う〜ん
繰延資産の償却額が企業内に留保されるってのは、過去の現金支出を将来の
数期間に渡って費用配分しているからですよね。だから資本の払込がなされた
ことにはならないという気がするんです。
納得いくまでもうちょっと考えてみます。どうもありがとうございました。
[2001/01/05 22:08:27]
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