記事タイトル:1級の授業って、こんなもの? 


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お名前: 栄理香   
 通学で1級を勉強している者です。1級の授業に入ってから4回の授業が終わった
ところなんですが、1級ってこういうものなのかなぁー?となんか釈然としない気持ち
でいます。

 1級は難しいとか、それまでの級とは比較にならないとは聞いてましたが、
難しいとかなんとかと言うより、とにかくどんどん授業は進んで行くわ、先生の説明は
大雑把だわ・・・で、こんなんで理解しろって事なの?!と。

 なんか独学とあんまり変わらないみたい…と正直、そんなふうにすら思っています。
[2001/07/14 01:26:25]

お名前: そんなもんです   
 ちなみに合格率も10%程度です。頑張ってください。
[2001/07/14 06:32:16]

お名前: 名無しさん   
【日商簿記1級】
日商簿記1級は、大企業の経理ができるか否かを試す検定試験。
はっきり言って、ちょっとやそっとの勉強では受からんぞ。
1級は会計学って言ってな、会計理論も覚えにゃいかんのよ。
商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目が出題されるんだけど、
不得意な科目があったら合格できないシステムになってるから、
不得意科目をなくすことが先決だな。
1級は、「連結会計」「戦術的意思決定」などなど、
カッコイイ論点が盛りだくさん。もう、社会に出ても怖くないぞ。
実務の処理なんて、基礎がしっかりできてる人間には、難しくないからな。
それとな、1級受かると、簿記検定の世界では羨望のまなざしで見られる事も
多いんだな。3級講座の教室なんかに行くと、いい女が競い合って抱きついてくるぞ。
(これは嘘。過剰な期待はするなよ・・・)
検定合格率は10%ぐらい。採点基準が公表されない競争試験だから、
トータルで1000時間ぐらい勉強せんと受からんぞ!
[2001/07/14 10:27:27]

お名前: ぐれ    URL
こんにちは、栄理香さん

わたしは1級に向けての講義でどのようなことが行われるのか、具体的にはわからないの
ですが、ごく一般的に言って、講義と独学でそれほど画期的に変わるということはないと
思います。講義のかたちで勉強することには、しかし、結構メリットもあります。

1.勉強のペースをつかむことができる

「どんどん授業が進んでいく」と感じておられるとの書き込みでした。試験には知らなく
てはならない「範囲」というものがあり、ここから逆算して1回の講義で触れざるを得な
い「ペース」が設定されます。そのペースでひとつひとつの「知らなくてはならないこと
のカタマリ」を自分のものにしておくことにより、一定の期限に間に合うように準備を整
えることができるわけです。

したがって、講義にて自分のものにできなかった点は、徹底して復習することにより、次
の講義までに完全に理解することが、せっかく講義を受けていることのメリットを生かす
道です。「完全に理解」と言っても、じっさいには、「理解した」と自分で思えるまで、
あたまのなかでいろいろと考え、さらに問題(というものが教材としてありませんか?)
を練習し、何度やってもミスひとつない状態にまでしておく、という程度のことです。あ
とになって「あのときはちゃんとは理解していなかったなあ」と思うかもしれませんが、
それはそれでOKです。

独学の場合、わからない点があるとなんだかやる気がなくなって、止まってしまうことも
あります。まだまだ時間があるような気がしてのんびりしてしまうこともあるかもしれま
せん。この点を打破するところに通学のメリットがあると言えましょう。

他方、いついつまでに受かる必要がある、という思いがないのであれば、この面のメリッ
トというのはあまり大きくないかもしれません。むしろじっくりと自分の思うように進め
ていった方が良いという考え方も妥当だと思います。

2.耳から入ってくる

自分で勉強しているときは主に視覚から入った情報に頼っています。他人の声で耳から入
る情報というのは、意外にあたまに残るものです。つまらないたとえですが、仕入/繰商
繰商/仕入なども、わたしは耳で聞いたときにはじめて「意外に音楽的だな」と思った記
憶があります。

関連して、講師が黒板に絵を書く順番も見ることができます。順序というのはそのヒトの
思考過程を表現します。出来上がった図を見るだけではこれを知ることはできません。

3.ちょっとしたヒントもある

テキストを作るときには「こんなささいなことは書くまでもない」とか「この情報はすぐ
に古くなるから書けない」という事柄もあるものだと思われます。書くまでもないとされ
たことのうち、ほとんどは栄理香さんにとっても、改めて教えてもらうまでもないことか
もしれません。しかし、たまには「ああ、そういう風にモノゴトを捉えればいいのか!」
と目を開かされることもあるでしょう。すぐに古くなる情報は時間をかけてネットを徘徊
すればたいていは自分で知ることもできますが、講義の場にいるだけで知ることができれ
ば時間も省くことができます。

自分の知らないなにかがあるのではないか、という不安はたいていは根拠のないものです
が、試験というものを目指す者にはかならずつきまとう不安であり、それを軽減すること
もひとつのメリットと言えましょう。

4.質問もできる

あるカタマリを理解したと思っているとき、別のカタマリについて授業を聞くと、矛盾す
る場合があります。「え??」と思う、という形で気がつくなら、どこがどう矛盾するの
か、考えてみましょう。すると、自分で思っていた理解が誤っていたり、不十分だったり
することもあるでしょうし、新しく学んだカタマリには別の前提がくっついていた(それ
は明示的に言及されなかった)ことがわかることもあるでしょう。

独学の場合、このプロセスを全部自分でやらなくてはなりませんが、講師がいれば、半分
くらい考えたところでそれを講師にぶつけてみることができます。その議論から、さらに
考えを進めることもできます。これが質問できることの意義です。


わたしには3級の範囲も、2級の範囲も、1級の範囲も、それぞれにそれぞれのあり方で
難しかったので、とくに「1級は」というかたちでは申し上げられないのですが、一般的
に講義のメリットということで書いてみました。

頑張って下さいね。
[2001/07/14 10:58:41]

お名前: ゆうき   
栄理香さん、現在独学、通学検討中のものです。
釈然としないっていうのは、4回の授業がまだ1級の導入部分っていうか、
2級の復習みたいな感じだから?ってことですか?

先生の説明が大雑把というのは、学習量が多くて、どんどん進んでしまう
ということでしょうか?
できれば、詳しく知りたいのですが・・・。
[2001/07/14 21:02:06]

お名前: 美紀   
はじめまして、栄理香さん。
私は、日商1級を5回目の受験で合格しました。
つまり、日商1級のためだけに2年半の間、通学と仕事の二股を続けた
訳ですが、相当記憶力と理解力が長けていないと試験前の追い込みだけでは
合格できない試験です。
私が思うに、ぐれさんが書いておられるように、学校のペースというのは
試験範囲を網羅できるよう構成されている訳ですから、確実に消化していかない
と、途中で始まるだろう答案練習や、直前ゼミの問題には全く対応できません。
テキストや初めから付属している問題集は、単に理解を確認するためだけの
ものですから、それが解けたからといって、試験問題に手がつけられるかと
言うと、まず無理です。
だからこそ、勉強を始められた今から、授業について行く事に専念すべきです。
そして、問題を解いていくことで出て来る不明点を先生に質問することで
独学とは違う勉強方法が出来るという実感が湧くのではないでしょうか。
私は、合格できた年と出来なかった年の自分自身の行動の違いは、質問の回数に
あったように思います。
先生がくたびれてしまう程、くどーい質問を繰り返していました。
4科目それぞれ、9点以上は取らないと足切りになりますので、苦手問題を
作らないように頑張って下さい。
連結や、原計の意思決定は、理解できるとおもしろいと思いますよ!
[2001/07/15 00:18:05]

お名前: あきら   
名無しさんその文章気に入りました。 栄理香さん独学するより、通学の方がまだ良い
と思います。理由は教えてくれる人がいるだけでもありがたいと思います。自分の場
合は、通学でしたが先生に「1回教えたらもう教えないと言われました。だから集中
して聞いてとも言ってました。」かなり厳しかったです。さらに答練や問題の点数が
悪いとすぐに怒る先生だったので、かなり必死に勉強しました。おかげで合格しました。
参考にして下さい。      
[2001/07/15 02:23:28]

お名前: のどあめ   
選んだ学校の講師によると思います。生徒は学校は選べても講師は
選べないので自分にあった先生だと想像以上に実力がつくと思います。
質問を投げかけてみると その講師の知識とか器がよくわかります。
自分の努力も必要だけど 先生選べたらいいのに。
ぐれさんみたいな先生がいいな・・
[2001/07/15 06:58:51]

お名前: つうしん   
 通学よりカセット通信の方がいいと思うんですけど。
[2001/07/15 19:56:39]

お名前: まいこ   
私は、今度の11月にも1級受験しますが、これで2回目です。2級までは何とかいけましたが、1級は甘くないです。年々問題も難しくなっていきますので、過去問は解けてあたりまえにしておかなければダメですね。でも有価証券や連結の過去問は、商法改正前なので解かないでくださいね。勉強頑張ってださい
な 
[2001/07/16 00:07:39]

お名前: まいこ   
私は、今度の11月にも1級受験しますが、これで2回目です。2級までは何とかいけましたが、1級は甘くないです。年々問題も難しくなっていきますので、過去問は解けてあたりまえにしておかなければダメですね。でも有価証券や連結の過去問は、商法改正前なので解かないでくださいね。勉強頑張ってださい
な 
[2001/07/16 00:07:54]

お名前: 栄理香   
 コメントを下さった皆さん、ありがとうございました。
1級の授業というのは、こういうものなのだと知っただけでも、だいぶスッキリしました。

 通学ならではのメリットは、ぐれさんが具体的に書いて下さったように
色々ある訳で、それを活かせるかどうかは自分次第なんだろうと思います。
そういう事をもっと意識して、やっていこうと思います。

 私はまだ1級の授業に入って半月しか経ってないだけに(ちなみに今は商会を勉強中です)、
この先、授業の内容がどうなっていくのか、よくは知りません。
が、皆さんのお話を伺ってるだけでも、相当厳しい試験だという事は伝わってきます。
授業や講師に不満を抱いている場合じゃないですね。^^;;

 それから、ゆうきさん
「釈然としない」というのは、あまりにも淡々と授業は進んでいくだけで、
(ボソッボソッと補足説明する程度で、あまり具体的な話や例題をやってくれない)
説明が簡素、それでいてペースが速い!・・・というような理由からでです。

  「話したい事は色々あるのだが、それを説明していると時間が足りなくなって
しまうので、あとで個人で(テキストを)見ておくように」と授業で先生が言うほどです。

 一回の授業で終わらせなくちゃならない範囲が広いようで、先生は毎回、
駆け足で授業を進めていっているといった感じです。

 しかし、学校や講師にもよるんでしょうね。それを受ける人にもよるんでしょうし。^^;;
[2001/07/17 01:50:03]

お名前: のり   
簿記って演習することが重要なんですね
最近わかりました。
とにかく問題集を何回もとくべし
というわたしもまだ簿記1級勉強中です
[2001/07/17 09:50:40]

お名前: ☆ファシル    URL
僕は独学一本でした。ただ、簿記1級が好きになれば合格できるのでは・・・?
嫌いだったら駄目だと思います。
[2001/10/29 18:05:45]

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