記事タイトル:支配獲得日の処理について |
はじめまして。5月から独学で1級やってます。11月の一発合格狙ってます。個別論点と会計学を一通り終えて、連結を始めたばかりなのですが、納得できない点が多くて困っています。助けて下さい。 TACの「ライブinセミナー」を使っているのですが、支配獲得日の処理で、少数株主損益を連結剰余金に変えてしまうところがあります。理由は、支配獲得日には連結B/Sを作るから損益項目は使えないため、との事ですが・・・。 この理由がよく理解できません。都合が悪いからといって、異なる勘定科目に変えてしまうというのは2級までには無かったように思います。 発想の転換が必要なのだと思いますが、「ライブ」の説明では何度読み返しても理解できません。どなたか教えて下さい。[2001/08/03 17:10:37]
損益計算書の科目は最終的に差額のみが貸借対照表にいきます。 だから過年度のものについては貸借対照表の科目で損益計算書を経由した 剰余金を使うのです。[2001/08/04 00:30:29]
こんにちは、ゆーじさん 子会社は支配獲得日においてはじめて連結されます。それは段階的に株式を取得した場合 においても同じです。支配獲得日以前に関しての計算はあくまで仮想的に行われているわ けです。連結精算表も帳簿の外で作られますが、「もっと仮想的」なんですね。 1回の株式取得で100%子会社にした場合を考えてみますと、同じように仮想的な計算 を行えば、過去の個別上の連結剰余金は、その全部が少数株主損益なわけです。支配獲得 日には、これを結果としてたまっている連結剰余金として取り消します。 同様に、段階的取得の場合も、支配獲得日以前の少数株主損益は結果としての連結剰余金 の控除額として、純額で連結剰余金を取り消していくのです。 それがおそらく「支配獲得日には連結B/Sを作るから」と書いてあることの意味であろ うかと存じます。[2001/08/04 17:55:57]
むんむんさん、ぐれさん、ありがとうございました。 お二人の解説を拝見して、霧が晴れました。スーーーって 理解しないと、先に進めない性格なので本当に助かりました。 ありがとうございました。[2001/08/06 14:17:35]