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お名前: ち-こ
耐用年数を延ばす場合は
減価償却引当金xxx現金xxxにすればいいのですが、
次の仕訳ではなぜ、耐用年数が延びないのでしょうか。
機械xxx現金xxx
[2001/09/25 12:21:28]
お名前: 小雪
「耐用年数はむやみに変更してはいけない」
確かこんな決まりがあったと思います。
つまりこれは特別な処理なので、他の処理と区別するために
ちーこさんが上段にお書きになられた様な仕訳をするのでは・・・
機会を現金で購入した仕訳と区別するためにです。
私の独創だから自信はありませんけど。
へたくそな説明、少しは理解して頂けたでしょうか。
[2001/09/25 16:39:03]
お名前: 小雪
私の書き込みが・・・無い。
[2001/09/25 16:40:16]
お名前: 小雪
管理人さーん。
なんか変ですぅ。
[2001/09/25 16:46:05]
お名前: ぐれ
URL
こんにちは、ち-こさん、小雪さん
本来、小雪さんのおっしゃるように、耐用年数はむやみに変更できません。そもそも減価
償却とは、有形固定資産が毎期どれくらい使われているのかが具体的にわからないという
事実を踏まえ、恣意性を排除する観点から、あらかじめ計画を立ててこれを費用化してい
こうというものです。耐用年数をどんどん変えてしまったらやはり恣意性が介入し、ひい
ては利益操作だって可能になってしまいます。
さて、タイトルから推察しますに、固定資産を改良するためになんらかの支出を行ったと
ころ、固定資産の耐用年数が延びたという事情があるようです。これは小雪さんがおっしゃ
るように特別の処理です。
さて、有形固定資産を使用し始めて以降に、これを修繕改良するための支出を行った場合、
一般的にはこれを修繕費などの当期の費用として計上しておしまいになります。ところが
この改良により、その有形固定資産の能力が高まったり、耐用年数が延長した場合、この
費用に対応する収益は将来にわたって発生するため、その全額を当期の費用とすることが
適切ではなくなります。この場合、支出のうち、能力を高めた分、あるいは、耐用期間を
延長させた分をまず把握し、これについては、資本的支出として、有形固定資産の原価を
構成するものとして処理するのが理論的です。したがって、むしろちーこさんがお書きに
なったように、
(借)機械 ××× (貸)現金 ×××
の仕訳が一般的だと思います。さらに、耐用年数が延長されたなら、それに応じ、減価償
却費の計上を当期から修正していきます。能率が高まっただけなら、耐用年数は変えませ
んが、有形固定資産の原価が変わっているので、減価償却費の額は変わってきます。
さて、かかる事情による耐用年数の延長であれば、過去の減価償却そのものは適正であっ
たことになります。従って、その集計である減価償却累計額も適正であり、耐用年数が延
長したからといって、これを修正することは会計理論的にはありえないことになります。
ただし、改良とは別に過去の減価償却も間違っていたことが判明したなら、減価償却累計
額を修正します。しかし、これに見合って貸方におかれるのは、改良のために支出した現
金ではありません。過年度の損益修正となります。
(借)機械減価償却累計額 ××× (貸)過年度機械減価償却費修正益 ×××
そうであれば、耐用年数を延長する場合に、
(借)機械減価償却累計額 ××× (貸)現金 ×××
とすることはちょっと考えられないのですが、どういう事情があるのでしょうね。
[2001/09/28 08:30:47]
お名前: ち-こ
こんにちぐれこさん、小雪さん
レスが遅れてすみません.ぐれさんのご説明でよくわかったんですが.もういちど私が疑問に
感じた箇所をそのまま引用します.
「改造に該当する会計処理は次のとおり.
(a)耐用年数を延ばす効果がある場合
支出によって,その設備資産の所期の耐用年数が延びる場合,改造に要した支出額を減価償却累 計勘定の借方に記帳する.
・改良によって耐用年数が延びた時
減価償却累計額 xxx 現金 xxx(この場合,資本的支出)
・改良に伴って既存設備の一部を廃棄した時
修繕維持費 xxx 機械 xxx
減価償却累計額 xxx
(b)耐用年数を延ばさない場合
その支出が設備資産の所期の耐用年数を延ばす効果をもたらさない場合,改造の支出を,旧資産 の取得原価に加算する.
・改良しても耐用年数が延びなかった時
機械 xxx 現金 xxx
この場合,改良に要した支出で既存の設備資産び残存耐用年数で償却
という感じなんですが
[2001/10/01 15:48:19]
お名前: ぐれ
URL
こんにちは、ち-こさん
わたしは資本的支出について、直接減価償却累計額を減額する処理を見たことがなかった
ので、よくわかりません。
たしかに帳簿価額(未償却残高)は同じになりますし、計算方法が同じなら減価償却費の
額も同じになりますが、資本的支出分については、注記なしに減価償却累計額を取得原価
から直接控除して表示しているのと同じ結果になっていますし、過去の減価償却費が適正
であるのに減価償却累計額を変更するのは違和感があります。しかしそれは個人的な感想
にすぎないです。これについては強制力のあるルールを存じません。
わたしが最初に言いたかったのは、ち-こさんが最初にお書きになった処理も十分あります
よということでした。
[2001/10/03 10:03:47]
お名前: ち-こ
ぐれさん おはようございます.
この件,もう一度整理してみてまた質問します.
ぐれさん 小雪さん ありがとうございました.
[2001/10/03 11:58:02]
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