記事タイトル:買掛金の戻り 


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お名前: くろ   
下記の仕訳についてわからないところがあるので教えてください.

・仕入 10,000 買掛金 10,000
・仕入割引 180 仕入 200
 買掛金  20 

ここでわからないのは、下の仕訳が全部仕入割引であれば、別に疑問はないのですが、
20というのはどういうケ−スが考えられますか.
[2001/09/03 12:50:09]

お名前: 鬼太郎   
くろさん、こんにちわ。

(借)買掛金 xxx  (貸)仕入 xxx   となるケースとしては
1.返品  2.値引き  3.仕入割戻し  が考えられますが、

今回の (借)仕入割引 180  (貸)仕入 200
       買 掛 金  20               の場合ですと、
仕入割戻しの可能性が一番高いのではないでしょうか?
[2001/09/03 17:19:03]

お名前: 金色夜叉   
くろさん,こんばんは。

質問の方ですが,仕入割引は買掛代金を期日より早く決済した場合に一部安くしてもらった
場合に生じます。

従って,くろさんの借方に仕入割引が生じることはありません。

問題の条件等が不明なのであくまでも憶測ですが,
(借)仕入10,000円(貸)買掛金10,000円
(借)買掛金10,000円(貸)現金預金9,800円
             仕入割引  180
             仕入     20
仕入割引は決済時に生じます。また仕入割引は財務収益として営業外収益に表示します。
20円については鬼太郎さんが言われた通り,返品・値引き・割戻が考えられます。
(割戻については現金で決済することが一般的なので返品か値引きだとおもいます,ただ割
戻は掛と相殺する場合もあるので一概にはいえません)

うまく説明できていないかもしれませんが不明な点があれば又書き込みしてください。
[2001/09/03 18:15:48]

お名前: くろ   
鬼太郎さん 金色夜叉さん こんにちは

金色夜叉さんの仕訳を引用しますね 
      
>(借)買掛金10,000円(貸)現金預金9,800円
             仕入割引  180
             仕入     20

貸方の仕訳ですけど、仕入割引180でなく、仕入180だと思うのですが.
借方の仕訳で買掛金10,000の分解をすると、

買掛金9800  現金預金9800←決裁した
買掛金20   仕入20   ←返品 
仕入割引180  仕入180  ←割り引いた

になるんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか.
[2001/09/04 12:40:37]

お名前: 借金大魔王   
仕入割引は買掛代金を期日より早く決済した場合に一部安くしてもらった
営業外収益項目で、「受取利息」と同じ意味合いのものですから
金色夜叉 さんの解答に尽きると考えます。
「仕入」が減少するのではなく、支払わねばならない「買掛金」が減少するのです。
[2001/09/04 23:54:07]

お名前: 鬼太郎   
くろさん、こんばんわ。
実はうっかり仕訳が間違っていることを見落としていたものですので私の回答間違っていました。
正確には「金色夜叉さん」「借金大魔王さん」のご指摘の通りです。
[2001/09/05 00:28:56]

お名前: 金色夜叉   
追加レスです。

仕入割引(売上割引)についてですが,アメリカではこういった現金割引の制度が慣行化し
ているので仕入高,若しくは売上高から控除という処理が一般的になっています。
ただ,日本では現金割引自体慣行化されていないので借金大魔王さんのおっしゃる通り利息
として取り扱うことになっています。

また,仕入割引は購入者が代金決済時を決めることができるため,取得原価のなかに利息を
含めないという方針をとっている場合にはこの利息(仕入割引)をのぞいて受入処理をする
という考え方もあります。

簿記検定の観点では関係のない話ですが,知識として知っておいてもいいかと思い書き込み
しました。

勉強中の皆さん頑張ってください。
[2001/09/05 10:17:08]

お名前: くろ   
鬼太郎さん 金色夜叉さん 借金大魔王さん おはようございます.

この件、私の舌足らずな為、みなさんにご迷惑をおかけしました.もう少し詳しく説明します.

Aは仕入を総額法でやっていて00年9月30日より純額法に変更します.
仕入の戻しに関する記録は99年10月1日より00年9月30日まで200でそのうち、20は買掛金.  
00年9月30日時のAの残高(総額法)は
 仕入   10,000
 仕入割引   180
 買掛金   3,000
で純額法に変更した場合の買掛金の残高はいくらという質問に関し解答は2980だそうです.

ここで大事なのは総額法から純額法に変更したことです.それぞれの仕訳は

総額法 仕入   3,000 買掛金  3,000  
    買掛金  3,000 現金   2,820
              仕入割引  180  
純額法 仕入   2,820 買掛金  2,820
    買掛金  2,820 現金   2,820

それゆえ、総額法から純額法に修正すると、
    仕入割引  180  買掛金    180
        買掛金    180 仕入        180
あとの20は返品と考えて
      買掛金    20 仕入         20

以上から
     仕入割引  180仕入        200
         買掛金    20 

となるのですが、みなさんいかかでしょうか
[2001/09/06 10:30:02]

お名前: 鬼太郎   
くろさん、こんばんわ。
間違っていたらごめんなさいねぇ。

>それゆえ、総額法から純額法に修正すると、
>    仕入割引  180  買掛金    180
>        買掛金    180 仕入        180
この部分が↓になるのではないでしょうか?
(借)仕  入  180   (貸)買 掛 金  180
(借)買 掛 金  180   (貸)仕入割引  180

>あとの20は返品と考えて
>      買掛金    20 仕入         20
OKですよね。

>以上から
>     仕入割引  180仕入        200
>         買掛金    20 
この部分が↓になるのではないでしょうか?
(借)仕  入  180   (貸)仕入割引  180
  買 掛 金   20     仕  入   20

総額法と純額法、う〜ん記憶の角からも消え去っています。
[2001/09/06 23:33:42]

お名前: くろ      
鬼太郎さん おはようございます

>この部分が↓になるのではないでしょうか?
(借)仕  入  180   (貸)買 掛 金  180
(借)買 掛 金  180   (貸)仕入割引  180

大事なのは純額法にするため、仕入割引を借方に振替をして消去することなので、買掛金と相殺しないと意味がないと思います.  
[2001/09/07 10:14:58]

お名前: 鬼太郎   
くろさん、こんばんわ。

>大事なのは純額法にするため、仕入割引を借方に振替をして消去することなので、買掛金と相殺しないと意味がないと思います.

う〜ん、私の知識ではもうお手上げですねぇ。申し訳ございません。
[2001/09/07 20:16:40]

お名前: 金色夜叉   
えー,かなり時間がたっているので見ていないかもしれませんが一応。
くろさんのおっしゃってる純額法と総額法の定義は何かの参考書などで
勉強されたのでしょうか。
以前も記載したように仕入割引は決済時に確定するものですから決済もしていないのに
仕入割引が生じるのはちょっと考えにくいです。
くろさんがなにか参考書などでこの処理を見たということであればその本を教えていた
だけないでしょうか。
宜しくお願いいたします。
[2001/09/22 17:23:58]

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