記事タイトル:減価償却 


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お名前: ぱわー   
はじめまして
よろしくおねがいします。
当期1/1から12/31
車両購入前期1/1、購入価格3.000.000
車両減価償却は定額法3年とする

貸借対照表
車両        3.000.000        
車両減価償却累計額 1.000.000  2.000.000

当期3/1
車(仕入価格2.400.000)を販売目的のため仕入れた。
仕入 2.400.000    現金 2.400.000

5/1
販売用で仕入れていた、車(仕入価格2.400.000)を営業用車両にした
車両 2.400.000    仕入 2.400.000

そこで質問です。
5/1の仕訳が分かりません。
また12/31の減価償却の仕訳を教えてください。
前期購入分は当期で2度目の償却で今期購入分は1回目で...

車両を前期と当期購入分を加算してしまうと、次期からの年数が
分からなくなってしまわないですか?
[2001/02/17 18:12:17]

お名前: A浪人   
いきなりですが、面白そうなので、答えさせていただきます。
5/1の仕訳は、一言で言うと、棚卸資産を有形固定資産へ振り替えているわけです。
すなわち、本問では、商品売買につき、三分法が取られているため、棚卸資産である商品の
増加が、仕入と言う費用の増加として、仕訳が切られていますが、3/1には、棚卸資産が
増加していたわけです。しかし、会社の方針として、販売目的の棚卸資産の保有目的を、
建物などと同様に、自社で利用する事にしたわけです。そのため、貸借対照表上の表示場所も、
流動資産である棚卸資産(商品)から、固定資産である有形固定資産(車両)へ変更します。
そして、減価償却費についてですが、車両ごとに、定額法で計算します。
すなわち、前期購入分については、1,000,000 、当期3/1に購入し5/1に、
有形固定資産とした車両については、月割りで計算します。
金額は、3月からの10ヶ月分か、5月からの8ヵ月分か、ちょっと迷います。
誰か教えてあげてください。
[2001/02/17 19:04:20]

お名前: タカシ   
減価償却は利用を開始した5月からの8か月分でいいと思いますが、
これって二級の問題なんでしょうか?
うーん。難しい。
[2001/02/18 18:18:16]

お名前: A浪人   
確かに、難しい問題です。というか、良問とは思えません。
そもそも、定額法とは、固定資産の耐用期間中、毎期均等額の減価償却費を計上する方法であり、
さらに、減価償却とは、有形固定資産から稼得される収益と期間的に対応させるために、
費用配分の原則に基づいて、一定の方法に従い、計画的・規則的に有形固定資産の取得原価を
その耐用期間における各事業年度に配分する手続きのことです。
そして、耐用年数とは、その有形固定資産の利用可能期間であり、法定耐用年数と経済的耐用
年数が有ります。本問では、残存価額の指示が無いため、ゼロとして計算します。
また、減価償却の目的は、毎期の損益計算を正確ならしめる事です。
従って、定額法の定義からすれば、2.400.000を3年で割って、800.000としても
いいような気もしますが、収益と費用の対応を考えれば、収益の獲得に貢献し始める5月から
計算すべきかもしれません。
ぱわーさん、解答はどのようになっていますか?そして、これは、何の問題ですか?
教えてください。
[2001/02/19 14:59:10]

お名前: オアシス   
本当に面白い問題ですね。
決算整理の問題ですかね?仕訳の問題かな?
どっちにしろ昨今はこんな難しいのって出ないと思いますけど・・。

仕訳に関してはA浪人さんの言うとおりです。
販売目的で買ってきた商品は、商品名でなく、簿記上は仕入という勘定科目
ですべて整理しています。
伝票会計制だったら、仕入れ伝票に商品名を書いて商品を管理します。
商品のことを言い出すと深みにはまるんでこのくらいで辞めます。

自分が持っている資産は自分の持ち物なので、名前で管理するんです。
当期購入分と前期までの購入分を加算するのはB/Sに載せるときの便宜上で、
償却資産は補助元帳で管理するんだと思いますよ。
あとは売買契約書なんかも別々にファイルしてあるでしょうから、
そこで出償却額を出したりね。

大事なのは仕訳から考えることではなくて、
取引の後付けとして仕訳が存在しているということです。
実務はほとんどそうなんです。

もしこれが、第1問目対策ではなく清算表の中の問題だったとしたら、
仕訳には配点が来ないわけですから、考え方をきっちり理解したり、
B/Sに出てくる代表的な科目を覚えたりしたほうが絶対得です。
B/Sを眺めれば資産の科目の中に車輌ってありますよね。
次に進まれるのであれば、そういう勉強の方が役に立ちますよ。
[2001/02/19 16:07:11]

お名前: ぱわー   
すみません、いじわる問題ではありません。
実務コーナーがあることを知らず2級位の問題かなと思い書き込みました。
このあと続きもあったのですが、このまま、書きこみします。
実は、設立間もない我社ではこのようなことがよくあります。
オアシスさんの書かれた、
>伝票会計制だったら、仕入れ伝票に商品名を書いて商品を管理します。
>商品のことを言い出すと深みにはまるんでこのくらいで辞めます。
>償却資産は補助元帳で管理するんだと思いますよ
この部分です。
償却資産申告書の関係もあって管理の仕方で悩んでました。
管理の仕方、教えていただけないでしょうか?
[2001/02/20 01:29:38]

お名前: オアシス   
ぱわーさん こんにちは。

うちの会社も今期に分離独立し、償却資産の管理もこちらに回ってきました。
今まであるものは、たしか償却終了とみなしてそのまま継続使用しても
いいことに税理士さんがしてくれたんで、
分社化にあたって購入したものだけ、償却しています。

私は分社化にあたって経理を任されましたが、
その際に税理士さんからすすめられたパソコンソフトを購入して、
税理士さんに固定資産の科目を決めていただき、
償却資産になるものは、固定資産の科目を当てはめて仕訳してます。

器具備品とか、建物付属設備とか(パーティーションはここに入る)
車輌とか、そんな科目を入れて仕訳しておいて、
去年の12月にはその科目を科目ごと総勘定元帳で呼び出して集計し、
届出書に書き込んで、税理士さんに相談して償却年数を聞いて書き込み、
提出しました。

我ながらわかりにくい説明・・・。
まあ要するにパソコンソフトまかせなんです・・(^◇^;)
[2001/02/20 11:00:41]

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