記事タイトル:期末修正事項について 


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お名前: まさ   
期末修正事項
1.現金預金の期末残高には次のようなものがふくまれている。
   他人振出小切手(振出日平成4年9月26日)¥50,000
   他人振出小切手(振出日平成4年10月12日)¥25,000
会計期間は平成3年10月1日から平成4年9月30日までである。

この仕訳はどうなるのでしょうか?
[2001/09/20 23:47:58]

お名前: タカシ   
んっ。
二級の問題ではないですよね。

仕訳としては、
(受取)先日付小切手 25,000 現金預金 25,000
でしょうか(借方は受取手形でもいいと思います)。
[2001/09/21 22:50:12]

お名前: まさ   
タカシさん

解説を・・・。
[2001/09/22 01:03:27]

お名前: タカシ   
一般に他人振出の小切手は現金(預金)に含めて処理されます。
これは他人振出の小切手を銀行等に持っていくとすぐに現金をくれるから、つまり、その小切
手がもう通貨と意味合い的には違いがないからです。
1個目の決算整理事項はこれに該当します。
したがって仕訳は不要です。


以下は二級のテキスト等ではみたことはありませんが。
小切手の振出人(商品代金の支払人等)の資金繰りの関係から、小切手を自分の資金に余裕が
できるだろう先の日付を記載してきることがあります。
このような小切手は先日付小切手と呼ばれます。
もちろん受取る方もこれを承知して、その日までは銀行等にもっていかない(換金しない)こ
とが前提になっています。
両者の信頼関係が前提になっている訳です。
本来の小切手には、銀行等に持っていくとすぐに換金できるという性格がありますが、これを
両当事者の約束で変更している訳です。
これは本来、期日という考え方のない小切手に期日という考え方をむりやりにつくったのと同
じで、先日付小切手の実質的な機能は、そもそも期日という考え方を基礎にしている手形に近
くなります。
そこで先日付小切手は手形と同じような処理を行うべきということになるでしょう。
貸借対照表上は受取手形として表示することになると思います。
もちろん厳密には手形ではない訳ですから、仕訳としては独自の科目(受取先日付小切手等)を使ってもよいでしょうし、貸借対照表上の表示科目である受取手形勘定でもよいでしょう。
これが2個目の決算修正事項です。
[2001/09/22 10:07:10]

お名前: まさ   
タカシさん

ありがとうございます。
ようやく理解できました。
[2001/09/22 21:53:41]

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