記事タイトル:92回の問い2が・・・ 


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お名前: ゆか   
今ごろになってなんですが、92回の問2で割引手形が二重仕訳になる理由がわかりません。

当座預金・仕入・売上・支払手形・受取手形を特殊仕訳帳として用いていて、当座預金の借方の
相手勘定として(貸方)割引手形が載っています。
普通仕訳に載っている分は試算表にカウントするのですが、当座預金に載っている文は二重仕訳と言う事でカウントされません。
どこと、二重になっているのでしょうか・・・

とても初歩的なんですが、教えてください。
[2001/06/02 00:09:36]

お名前: タカシ   
対象になっている取引そのものは、

当座預金   19,200  割引手形 20,000
支払利息割引料   800
という普通仕訳帳に記入された取引です。

この取引が「普通仕訳帳」と「当座預金出納帳」とで二重になっています。
当座預金   19,200  割引手形 19,200
の部分です。

ここからは全くの余談ですが、このような取引は一部当座取引などと呼ばれ、
帳簿の記入方法自体にもいくつかの方法が考えられます。
たとえば、次のような方法です。
当座預金   19,200  割引手形 19,200  → 当座預金出納帳
支払利息割引料   800  割引手形    800  → 普通仕訳帳

この方法の場合には二重仕訳は発生しないのですが、
割引いた手形の金額はあくまで20,000円ですので、
取引を厳格にはあらわしていない(取引を擬制している)ことになります。

取引を忠実にあらわそうとすると一部の二重仕訳が発生し、
二重仕訳を行わない場合には、取引を擬制する必要があります。

二級の出題では、普通仕訳帳に全体の取引を記入し、
当座預金出納帳にも記入する方法をとっているようです。
試験まであと一週間で余談部分は余計だったかもしれまん。
[2001/06/02 12:13:45]

お名前: イソギンチャク   
普通仕訳帳に取引の全体を仕訳しているんですよね。
だとしたら、普通仕訳帳から割引手形の全額が元帳に転記されます。
当座預金出納帳では、諸口欄に記載されることになると仮定して、これを元帳に転記したら
どうなりますか?
つまり、割引料があればをそれを控除した残額の金額分だけ二重転記となってしまいます。

(仕訳)問題を知らないので、あくまでも仮定として

当座預金出納帳
(当座預金)9,000 (割引手形)※9,000

普通仕訳帳
(当座預金)※9,000 (割引手形)10,000
(割引料)  1,000

上記の※印を転記したら二重転記になってしまいますよね。
[2001/06/02 12:20:15]

お名前: ゆか   
みなさん、どうもありがとうございました。
謎がとけました。 もっと良く読む(考える)なきゃいけませんね。
助かりました。
[2001/06/02 13:10:07]

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