不十分な回答になる予感が充分ありますが、
「5/1〜10の消費高はすでに、材料仕訳帳に記入されていたので(39,000)その差
額が5/11〜30の消費高になりますよね。(9,000)」
一般的な材料の消費高の計算を考えるとこのような差引計算は考えにくいと思います。
もちろん問題としてはありうるかもしれませんので、何ともいえないところかもしれません
が………。
材料の消費金額は、消費数量×単価 で算出されます。
この場合の消費数量は、
継続記録法 → 記録に基づいて消費数量を把握
棚卸計算法 → 消費のつどの記録をせず、
月初 + 受入 − 月末 で消費数量を計算する。
消費数量の計算を継続記録法によっているならば、材料を消費したつど、材料仕訳帳への記録
がなされる筈です。
消費金額の計算も積み上げていく感じになると思います。
棚卸計算法による場合には、月末等に一括での記載が行われる筈です。
消費金額の計算も一本って感じだと思います。
ですから月間の消費高−10日までの消費高=21日から月末までの消費高
という計算は、可能ではあったとしても手続きとしてはとられないと思うんです。
工場消耗品については、買入額=消費額として処理される場合も多いのでしょうが、問題の指
示(月間の工場消耗品の「消費高」いくら)を考えると工場消耗品は、棚卸計算法によって計
算されているという前提があるのではないかと思います。
とするとその指示の金額(48,000)はやはり月間の消費高そのもので、材料仕訳帳における
5月1日から10日までの消費高39,000円という記録そのものが?です。
材料仕入帳における記録というなら納得できるんですけど。
うーん。やっぱり不十分でした(笑)。
[2001/09/07 23:08:03]