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お名前: ウィラポン   
簡単な問題かもしれませんが次の問題を具体的な解説をつけて
説明してもらえませんか? 私は独学ですが配賦率や製造数量や操業度の関係が
いまいちよくわからないのです

[1]製造間接費差異を算出しなさい  [2]差異分析(四分法)しなさい

資料:製造間接費実際発生額      \1,400,000


     標準製造間接費予算額
     
   変動費 \120/時間     固定費 \544,000

 実際直接作業時間 \6,550時間  実際製造数量 160個
 標準直接作業時間 \6,800時間  標準製造数量 170個

   
[2002/02/03 07:47:50]

お名前: おっと   
直接作業時間の実際と標準ともう一つ基準という時間がないでしょうか
[2002/02/03 09:18:12]

お名前: ウィラポン   
問題に与えられている資料はこれだけです
実は解答はわかっているのですがどうしてそうなるのかがわからないのです

製造間接費差異について解答には次のように書いてあります

標準配賦率   \1,360,000÷6,800=\200    
許容作業時間  (6,800÷170)×160=6,400時間←これが標準操業度のことですか?    
製造間接費差異 \1,400,000-(\200×6,400)=\120,000       
                
差異分析については次のように書いてあります

予算差異    \1,400,000-{(\120×6,550)+\544,000}=\70,000              
操業度差異   (\120×6,550)+\544,000-(\200×6,550)=\20,000
変動費能率差異 \120×(6,550-6,400)=\18,000          
固定費能率差異 \80×(6,550-6,400)=\12,000


実際操業度と標準操業度しかでてきません       
私がテキストでおぼえたやり方とちがうんです
[2002/02/03 12:35:17]

お名前: おっと   
これは私もこんな風には計算しませんね
難しいなぁ
テキストに書いているやり方は「ひ・じ・き」なんて覚えていこう・・・・・・
ということですよね 私もそうです

標準配賦率   \1,360,000÷6,800=\200
 これは変動費率120円×6800時間+固定費544000円=1360000を
標準時間6800時間で割ると200円(120+80ってことですね)
固定費率80円となったので544000÷80=6800時間
ということはこれが「ひじき」でいう基準操業度ということになりますね
計算したら理解できた
    
許容作業時間  (6,800÷170)×160=6,400時間←これが標準操業度のことですか? 
   そうですね   
製造間接費差異 \1,400,000-(\200×6,400)=\120,000

ということで質問の答えになりました?
[2002/02/03 14:57:35]

お名前: ウィラポン   
差異分析に関しては三角形を横に倒したような図を思い浮かべれば解答にある計算式でも
なんとなくわかるのですが製造間接費差異の計算に関してはそれぞれの操業度の意味が
よくわかっていないのです

問題の資料をみて私は標準直接作業時間=標準操業度と考えてしまいました
しかし実際は標準直接作業時間÷標準製造数量×実際製造数量が標準操業度
になっていますよね それにおっとさんの説明にある544,000÷80=6,800が
基準操業度になるっていうのもいまいちわからないのです
つまりそれぞれの操業度の意味と作業時間と製造数量の関係について教えてもらいたいのです
基本的なことがわかっていないようで恥ずかしいのですがよろしくお願いします
[2002/02/03 16:20:40]

お名前: おっと   
説明がどうもうまくいかない う〜ん もう1回がんばってしましょう
でもこのように人に説明することで自分の確認にもなるのでいいことだ!
固定費の予算544000は工場の予定作業時間で計算された金額です つまりこの金額は絶対かかるんだ、一つも仕事しなくてもかかるんだということです
 標準配賦率   \1,360,000÷6,800=\200 
この200円は変動費率120+固定費率のはずですから200−120=80 これが固定費率
つまり固定費の予算を立てるときに544000かかるよなぁとかんがえたら次にドンだけ働く
6800時間働く ということにするとちなみに1時間あたりは、が固定費率です
予定どうりだったら6800時間働いたので544000かかったでいいのですが(操業度100%)実際には6550時間しか働いてない でも固定費は544000かかるんです
これが操業度差異です
次に6800時間で170個作ろうと考えたら1個作るのに40時間かかるぞ、ということになりますよね これが予定です でも作ったのは160個 160×40h=6400時間
この時間しかかからないはずです これが標準操業度
実際は6550時間かかってます どっかで手を抜いたな、ということで変動費と固定費から
能率差異
あとは予算差異 実際かかった金額と予算の差ですよね
そうそう三角形みたいなやつを思い出して整理してください
これでがんばったつもりです 答えになってますか?
それとこの問題はどこに出ていたのか教えてください
本屋さんでにらめっこしたいので・・・・・・
[2002/02/03 18:44:56]

お名前: ウィラポン   
おっとさん何度もご丁寧に有難うございました
おかげでだいぶ理解できました
簿記は用語の意味をきちんと理解していないと辛いものがありますね
単に公式の丸暗記だけではちょっと形式がちがった問題には対応できないということが
わかりました
もう一度,テキストをじっくり読み込んでみます

それとこの問題ですが一橋出版の要点整理 日商簿記検定練習問題集2級の19章標準原価計算
の(問3)にでていました
[2002/02/03 19:27:38]

お名前: 珍味   
この問題の標準直接作業時間 \6,800時間が基準操業度ではないでしょうか?

1時間あたりの固定費配賦率 544000/6800=80
標準配賦率         120+80=200    
製造間接費差異(総差異) (200×6,400)-1,400,000=-120,000       
                    又は-70,000-20,000-18,000-12,000=-120,000    
                        
差異分析については次のように書いてあります。

予算差異 {(120×6,550)+544,000}-1,400,000=-70,000              
操業度差異   (6,550-6,800)*80=-20,000
        又は(80*6,550)-(80*6,800)=-20,000
変動費能率差異 (6,400-6,550)*120=-18,000)=-18,000        
        又は(120*6,400)-(120*6,550)=-18,000        
固定費能率差異 (6,400-6,550)*80=-12,000
        又は(80*6,400)-(80*6,550)=-12,000

差異は全て不利差異になります。実際にはシュラッター図を書くのが良いのですが
面倒でしたので計算式にしました。見ずらくてすいません。さらに間違っていたら
ゴメンナサイ。

  
[2002/02/05 00:37:42]

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