記事タイトル:売掛金勘定の貸方残高、買掛金勘定の借方残高 |
決算時に、得意先元帳T商店の貸方残高に¥3,600ある場合、売上代金の前受金と推定されるので決算修正仕訳で、 売掛金 ¥3,600/前受金 ¥3,600 とするとあったのですが、どういうことか分かりません。 具体的にどういう取引をすると売掛金勘定の貸方に金額が残るのですか? また、決算時に仕入先元帳H商店の借方残高があるとき、仕入れ代金の前渡分と推定される ので、 前渡金××× / 買掛金××× という決算修正仕訳をする。というのもどういうことですか?[2001/12/30 02:02:35]
得意先(売掛先)に対して、売掛金の貸方残があるってことは、その分代金をもらいすぎてい ることになります。 ただ、商品を売って代金が未回収ならその前に売掛金の借方に残高がある筈ですよね。 借方の売掛金残がないのに(借方の売掛金残高よりも多く)代金をもらってしまった場合です。 つまり、商品を売ってもいないのに代金を先にもらっちゃったことになります。 まさに前受金ですよね。 仕訳でいうと、 (正)現金等××× 前受金××× とすべきところを、 (誤)現金等××× 売掛金××× としていたことになります。 訂正仕訳として、 (訂正)売掛金××× 前受金××× という修正仕訳が必要になります。 買掛金も同じ要領で、仕入代金の前払いを、 買掛金××× 現金等××× と処理していたので、訂正仕訳として、 前払金××× 買掛金××× という修正仕訳が必要になります。[2002/01/05 23:23:14]