記事タイトル:現金の範囲 


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お名前: がてん   
独学で2級の勉強をはじめたばかりです。
最初っからわかりません。っていうか、取引のイメージが
わきません。どなたか教えて下さい。
(問)
かねてから所有してるA株式会社の社債につき、期限の到来した
社債の利札30,000円が未記帳となっていた。

(答)
 現金 30,000   有価証券利息 30,000

期限の到来した社債ってどんなものですか?
有価証券の一種で利息の金額が書かれたものなのですか?
また有価証券利息は収益ですか?だとすれば受取利息でもいいのでは?
取引のイメージを教えて下さい。よろしくお願いします。
[2001/06/21 20:11:17]

お名前: 鬼太郎   
私は社債の実物を見たことはないのですが、社債にはその発行条件(年利何%・償還期間何年・利払日がいつなど)に
基づきあらかじめ計算された金額が記載された利札(切符の回数券をイメージすれば良いのではないでしょうか)が
付いており、利払日(利息を支払う日)が到来した利札は銀行へ持ち込めば現金に交換してくれます。
従って、期限の到来した利札は現金の価値があることになりますので、現金勘定で整理します。

また、社債(有価証券)から発生した利息は受取利息と同様収益となり、有価証券利息勘定で整理します。
そこで、何故「受取利息勘定」と分けなければならないかといいますと、受取利息勘定は預貯金から発生
した利息を整理する勘定科目と理解された方がよろしいかと思います。
また、商工会議所検定試験許容勘定科目表においても「有価証券利息勘定」に対しては「受取社債利息勘定」
しか許容されておりませんので、お気を付けください。
利息の受取りという性格からすれば「受取利息」でも良いのでしょうが、その発生源となるものが、預貯金
なのか有価証券(社債)なのかを明らかにするために、明確に分けなければならないのだと私は会社しています。
[2001/06/21 20:36:15]

お名前: 鬼太郎   
先程のメッセージの最後の行に誤字がありました。
(誤)私は会社しています。 → (正)私は解釈しています。
[2001/06/21 20:39:19]

お名前: がてん   
鬼太郎さんありがとうございました。(レスが早くて感激っス!)

社債は手形貸付金みたいなものでしょうか?
手形のかわりに社債を受取ってお金を貸すというイメージがわきました。

そして、切符の回数券のような利札を期限が到来するたびに
銀行に持ち込んで利息を現金で受け取るっていう感じかなぁ。
回数券を全部使い終わると利息を全額受け取れるのですよね。
じゃぁ、一番最初にかしたお金はいつかえってくるのでしょうか。
どんな仕訳になるのでしょう。理解度が低くてすみません。
教えて下され〜。
[2001/06/21 22:28:40]

お名前: あさやん   
社債は、企業が事業拡大などの資金を確保するために
発行するもので、手形借入金のようなイメージとは
少々異なるかと思います。
(私の中では、手形借入金は運転資金の融通のイメージが
 強いもんで・・・)
でも、企業からすれば借金には、変わりないですよね。

・・・って、えらそうな事を書いた私も、2級の勉強中ですので
お互いがんばりましょう。
[2001/06/21 23:08:07]

お名前: 鬼太郎   
そうですねぇ社債は発行する立場から論じれば、広く一般の人から長期の資金を借り入れるために発行するものです。
最後の利札がなくなるということは、その社債の償還期日を迎えたことになりますので、最後の利札分の利息と社債券の額面金額を受け取ることとなります。
従って最後の(償還日)仕訳は次の通りとなります。

(借)現金  XXX  (貸)有価証券    XXX
             有価証券売却益 XXX(※)
             有価証券利息  XXX

※部分は額面金額より低い金額で取得した場合に発生します。

(こんな説明でわかりますか?わからなければまた書き込みしてください。)
[2001/06/22 00:48:42]

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