記事タイトル:原価計算の予定××と標準××の違い 


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お名前: こいまち   
こんばんは。さらっと聞き流せば良いことなのかもしれませんが
気になって・・・。

実際原価計算の予定消費単価(材料)・予定賃率
標準原価計算の標準単価・標準賃率
それと予定配賦率と標準配賦率。

それぞれ、原価計算の方法によって呼び方が違いますが
2つとも前もって設定された数字ということは理解できる
のですが、違いは何ですか?

それとも、単純に呼び方が違っているだけと考えてもいいの
でしょうか。

よろしくおねがいします。
[2001/08/06 20:14:25]

お名前: タカシ   
標準価格(賃率)は、標準原価の計算上用いられる価格(率)という意味合いで使われている
ようです。

原価計算基準によると、
標準原価計算の標準単価(価格) → 予定価格又は正常価格、
       標準賃率     → 予定賃率又は正常賃率  です。

つまり、標準価格(賃率)として予定価格(賃率)が採用された場合は、両者は等しいことに
なります。

実際原価計算において予定価格を用いると、価格の面では、標準原価計算とそう大きな差異は
ないといってよいかもしれません。

原価は、おおざっぱにいうと消費量×価格(率)によって計算されますが、このうちの消費量
の要素に標準値を用いるのが標準原価計算です。

一般的に価格の面は製造現場ではどうしようもない(管理ができない)訳ですから、管理が可
能な消費量の面で標準値を使うか否かが標準原価計算と実際原価計算の分かれ目ということに
なると思います。
予定価格を採用した実際原価計算と標準原価計算とでは、価格面での極めて大きな差異はないといってもよいかもしれません。

ありゃ。的はずれかしら。
[2001/08/07 23:17:49]

お名前: こいまち   
タカシさん、ありがとうございます。
以前も工簿か商簿どちらからはじめるかでのアドバイス、お世話になりました。
結局、難しそうな工業から手を着けています。

>一般的に価格の面は製造現場ではどうしようもない(管理ができない)訳ですから、管理が可
 能な消費量の面で標準値を使うか否かが標準原価計算と実際原価計算の分かれ目ということに
 なると思います。

この文で、疑問が解決できました。

・・・質問の方が、2級検定には的はずれな事かもしれませんね (?_?)。
[2001/08/08 20:44:07]

お名前: タカシ   
おおっ。
回答が的はずれでなくてよかったです(ご質問は1級レベルかもしれません)。

学習方法は本当に人によって様々なので、自分にあった方法をとればよいと思います。

次回はきっと合格率もすごく高い筈ですのでチャンスです。
じっくりとそこそこに急いで、がんばってくださいね。
[2001/08/08 23:00:14]

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