記事タイトル:第88回第4問の製造原価報告書作成問題を教えて下さい |
製造原価報告書作成問題ですが、製間費配賦差異が借方差異つまり余分に費用がかかってしまったにもかかわらず、製造原価に加算せずに控除するのはなぜでしょう。回答の誤りではないかと思っているのですが、もっと根本的なことを理解していないのかもしれません。教えて下さい。[2001/11/10 16:43:45]
この問題では「製造間接費は直接労務費を基準にして予定配賦する」となっています。 予定配賦するということは、製造間接費が実際にはいくらかかっても(16,400,000)、 直接労務費の180%の金額(15,840,000)を製造間接費としなければならないということを意味します。 ご指摘のようにこの問題の場合は、製造間接費の実際発生額は予定配賦額よりも560,000円 多くなっています。 ですが、製造間接費を予定額にあわせなくてはならないので、実際額から560,000を 差し引かなければならなくなります。 間違っていたらごめんなさい。[2001/11/10 21:27:05]
もし良かったら良い方法がありますよ。まず、回答欄の材料費・労務費 経費・そしてそれらの合計額、これを記入するまでは問題ないと思います。 そうしたら、いったん製造間接費差異は無視しましょう。その下の当期製造 費用の記入をしていきます。でもって、C/Rに記入する金額って 仕掛品勘定の金額を基礎にして入れるじゃないですか?なので仕掛品勘定を 書きましょう。仕掛品勘定に入る金額は直接材料費、直接労務費 製造間接費の予定配賦額とあと期首・期末の金額ですよね。でひとつ憶えてください。 製造原価報告書の当期製造費用って仕掛品勘定の期首の金額を抜いた分なんですよ。 なので、計算したらその金額を先に書き込んで、それでから差異の計算をすれば、 「合計額と当期製造費用の金額を比べてさいな。やり方としては、合計額を当期製造費用 と比べてあげましょう。[2001/11/11 02:12:10]
信之助様、mark2様。ありがとう。でもやっぱりわからん。 ただ、加算するのは間違いだってことは分りました。 確かに、上三つの合計自体がオーバーした数字ですからさらに足すのは間違っているような気がします。試験が済んだら、助言していただいたことを参考にもう一度考えてみます。[2001/11/12 22:41:31]