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お名前: けい
工業簿記の支払経費について質問があります。
誰か教えて下さい。
テキストに以下のような式が出ています。
前払いがある場合:当月支払経費=当月支払額+前月前払額−当月前払額
未払いがある場合:当月支払経費=当月支払額−前月未払額+当月未払額
なぜ前払いがある時は、前月前払額をたして、当月前払額をひくのでしょうか?
また未払いがある場合は、前月未払額をひき、当月未払額を足すのはなぜで
しょうか?この式が理解できません。
支払対象期間が関係しているのはわかるのですが、前払額と未払額の概念が
いまいちわかってないような気もします。
誰か教えて下さい。よろしくお願いします。
[2002/01/13 23:19:00]
お名前: g
前払費用とは一定の契約に基づき継続して役務の提供を受ける場合未だ受けていない役務に対し既に支出された対価である。
他方未払費用とは一定の契約に基づき継続して役務の提供を受ける場合に既に受けた役務に対し未だ支払われていない対価である。
以上企業会計基準の定義を念頭に
原価計算期間(一般的に1日〜30日)と支出額(例えば請求書に前月20日〜当月20日の電気代として。と記載があるとする)が異なる場合には原価計算期間の発生費用額を算定するには20日〜30日分の支出額を見越し・繰延べする必要がある
[2002/01/14 03:34:55]
お名前: けんけん
発生主義と現金主義の違いがお分かりになってないのでは・・
会計では、現金主義ではなく、発生主義の考え方がとられてます。
たとえば・・
1つ100円のお団子を6つ(全部で600円)買いました。
でも、今日はお団子を4つ(400円分)しか食べませんでした。
この場合、
×現金主義の考え方では→今日の食費は600円(実際支払額)
〇発生主義の考え方では→今日の食費は600円−200円(食べてない分)=400円
この場合では200円が前払額ということになります。
ですから経費の計算も同じで、(家賃なんかでイメージしてみてください。)
まだ当月にサービスを受けてないのに当月に払った金額(当月末前払額)
→当月にサービスを受けてないので当月の経費にならない
→経費の計算上、当月の支払額からマイナスする
すでに当月にサービスを受けたのにまだ払ってない金額(当月末未払額)
→当月にサービスを受けたんだから当月の経費になる
→経費の計算上、当月の支払額にプラスする
こんな感じです。伝わりましたか?
[2002/01/14 11:24:04]
お名前: けい
gさん、けんけんさんご回答ありがとうございます。
前払額がある場合はわかりました。
でも未払い額がある場合、なぜ前月の未払い額をひくのでしょうか?
当月にサービスを受けたのだから、当月未払い額をひかなければいけない
のはわかるのですが、前月未払い額をひくのはなぜですか?
前月未払い額は、前月の経費で計上されているからですか?
[2002/01/14 22:20:27]
お名前: けんけん
前月末未払額は、
前月の経費なのに、前月においてまだ支払っていなかった金額を指します。
ですから、当月の経費には含めてはいけません。
しかし、前月末未払額はいつ支払うのかというと?
当然、当月に支払う事になります。
従って、当月支払額の中には、前月末未払額を当月に支払った金額
が含まれてしまっているので
当月の経費=当月支払額−前月末未払額
となるわけです。
お分かりいただけましたか?
[2002/01/14 23:14:28]
お名前: けい
なるほど!わかりました。
けんけんさんありがとうございました。
[2002/01/17 11:01:13]
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