記事タイトル:二重仕訳金額の削除方法って? 


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お名前: ばってん   
 複数仕訳帳制の「普通仕訳帳」についてなんですが、テキストでは

『複数仕訳帳制では、取引が複数の仕訳帳に記入されるため、普通仕訳帳に記帳されている金額
 だけでは当然「合計資産表」の合計額とは一致しない。
 したがって、各特殊仕訳帳の合計金額をいったん普通仕訳帳に合計仕訳し、その合計額を合計
 試算表の合計額と照合しなければならない。』 

 と書いてあり、その説明として

『複数の特殊仕訳帳に一つの取引が記帳されている場合。 例えば、当座預金出納帳と売上帳を
 特殊仕訳帳として使用している場合、当座売上は両帳簿に記帳される。
 よって、それらから合計転記が行われることで、その金額は二重に普通仕訳帳に計上されるこ
 とになる。 それを二重仕分金額という。』

 と書いてあるだけで、肝心の二重金額の削除方法が書いていないんです。
この二重仕訳金額が発生するのは、よーくわかったんですが、実際にはどうやって普通仕訳帳に
記入して削除するんでしょうか?
 
[2001/01/28 07:00:53]

お名前: タカシ   
普通仕訳帳の末尾で二重仕訳の金額を控除します。
具体的には、
一旦、二重仕訳の含まれた合計額を出して、
その後に二重仕訳控除として二重仕訳の金額を記入し、
差引の金額を求めます。
この金額が合計試算表の金額と一致することになります。
[2001/01/28 11:22:22]

お名前: ばってん   
タカシさんご返答ありがとうございます。
普通仕訳帳の最後で二重仕訳の金額を控除すればいいんですね。

特殊仕訳帳(現金出納帳や当座預金出納帳、仕入帳、売上帳など)と普通仕訳帳に含まれる二重
仕訳は『元丁欄』に「V(チェックマーク)」のついたものが二重仕訳となるんですよね?
(もちろん、普通仕訳帳に各特殊仕訳帳から合計仕訳されたものは除くのでしょうが・・・。)
ということは、各特殊仕訳帳の「V(チェックマーク)」と普通仕訳帳の「V」のついたもの
を貸借ごとに全て探し出して合計し、最後に二重仕訳削除として記入すればいいのでしょうか?

初歩的な質問でごめんなさい。
[2001/01/29 00:55:44]

お名前: くにあき   
特殊仕訳帳の「V」の付いたものは基本的に転記されません。元帳欄の「V」は、
個別転記しなかったことを表します。

例えば、現金出納帳と売上帳を特殊仕訳帳としていて、現金   /  売上
の仕訳は最後の合計転記の際に、各特殊仕訳帳から合計転記されるので、
個別転記すると、二重仕訳されることになります。

それを避けるための、「V」=チェックマークと考えると思います。
[2001/01/29 07:28:22]

お名前: タカシ   
特殊仕訳帳から総勘定元帳への合計転記を行う場合、普通仕訳帳を経由することがありますが、
この場合の控除すべき二重仕訳とは、複数の特殊仕訳帳に記入される取引のことです。
例えば、特殊仕訳帳として、当座預金出納帳、売上帳、仕入帳を設けている場合、
当座売上と当座仕入の金額が二重仕訳控除(削除)の対象となる金額です。

複数の特殊仕訳帳に記入される取引については、
合計仕訳自体が二重になされることになるので、この金額を控除するのです。
ですから特殊仕訳帳からの合計仕訳を実際にしてみて、二重仕訳の金額を探す、
というような感じになるでしょうか。
特殊仕訳帳と普通仕訳帳との二重仕訳ではなく、
特殊仕訳帳から普通仕訳帳への合計仕訳内の二重仕訳と考えるとわかりやすいでしょうか。

ただ、普通仕訳帳への合計転記そのものが試験で出題される可能性はかなり低いと思います。

94回の第二問が「控除される二重仕訳の金額」を求めさせる出題になっていますので、
過去問の解説等を併せてごらんになると理解が深まると思います。
[2001/01/29 21:35:50]

お名前: ばってん   
くにあきさん、タカシさんご説明どうもありがとうございました。
問題集は持っていましたが、過去問題集は持っていませんでしたので、さっそく買って勉強して
いきたいとおもいます。
私は2月の試験を受けようと思っていますが、最近やっと工簿に入ったということで、
少し焦ってきておりますが、また工簿でも疑問が出てくるかもしれませんので、
またその時はよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
[2001/01/30 01:05:46]

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