全経簿記検定
全経簿記検定試験は全国経理学校が主催し、文部省認定の試験となっております。
全経簿記試験は日商簿記検定試験とならび簿記の能力を証明する試験であり、税理士
試験の登竜門でもあります。日商簿記検定試験と見くらべて、じっくり自分に合うほ
うを選択してみてください。
全経簿記の試験科目
商業簿記、工業簿記、会計学、原価計算、会計の5科目があり、4級から2級までは商
業簿記のみ、1級は会計と工業簿記、上級で会計を除く残り4科目となります。
各科目の内容
<上級>
商業簿記、工業簿記ともに内容が深くなり、1級では商業簿記とともに出題されてい
た会計学が独立して、さらに原価計算が加わります。難易度は日商簿記1級よりもやや
高く、独学での合格は困難で、時間に余裕があれば専門学校に通うのが合格への早道で
す。
く1級>
2級の商業簿記をさらに深くしたものに、経営分析、会計に関する法令等の上級の会計
学の要素を範囲に加えた会計と、工業簿記の2科目からなります。日商の2級と1級の中間
レベルといわれますが、傾向が異なるため勉強量もかなり必要で、独学での合格は困難で
す。
<2級>
3級よりも深い内容の商業簿記の理解度が試されます。独学でも合格は可能です。
<3級>
実務に要する簡単な商業簿記の理解を試すものです。独学で合格が可能です。
<4級>
商業簿記の基礎理論の理解の程度を試すもので、ごく初歩的な問題の出題です。独学で
合格が可能です。
(出典)http://www.ne.jp/asahi/boki/hp/
[2001/01/31 23:55:27]