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お名前: 撫子
決算整理前残高試算表の保険料が(借方)672,000
会計期間が平成11年10月1日から平成12年9月30日
の場合、決算整理事項に
「保険料は3年前より毎年7月1日に向こう1年分を前払いしている。
なお、毎月の保険料はこの3年間一定である」
と記載されて際の仕分けの回答は、
前払保険料 288,000 保険料 288,000
計算:前払い保険料 672,000円×9/21ヶ月=288,000
となっておりました。
どのような経緯から、12ヶ月ではなく21ヶ月で割るのかよくわかりません。
よろしくお願いいたします。
[2001/02/17 23:25:27]
お名前: tetu
この672,000円の中には
平成11年7月1日〜平成12年6月30日(12ヵ月分)
のほかに前払い費用として『前期から繰り越されてきた』
平成10年10月1日〜平成11年6月30日(9か月分)
が含まれているので21ヶ月分となります。
[2001/02/18 00:41:53]
お名前: まさむね
>「保険料は3年前より毎年7月1日に向こう1年分を前払いしている。
>なお、毎月の保険料はこの3年間一定である」
この指示が本問の大きなポイントになります。
タイムテーブルを書きながら解説を読んでください。
指示によると、前回の保険料の支払は11年7月1日になります。
この保険料の一部は翌期に繰延べられますので前期末において
前払保険料 ×× 保険料 ×× という仕訳がなされています。
また当期首において
保険料 ×× 前払保険料 ×× という再振替仕訳がなされます。
その後11年7月1日において
保険料 ×× 当座預金 ×× という保険料支払の仕訳がなされます。
このまま決算日になり、繰延処理を行なうのですが、当期における保険料勘定の残高が
いったい何を示しているのかが大きなポイントです。
当期の保険料勘定を構成しているものを検討してみます。
期首再振替による保険料と、当期7月に支払った保険料ですね。
そうしますと、決算整理前の保険料残高にはいったい何か月分の保険料が含まれているでしょうか。
再振替による保険料 11年10/1から12年6/30の分 … 9か月分
当期支払保険料 12年7/1から13年6/30の分 …12か月分
トータルで21か月分ということになります。
したがって、12年9/30に決算整理で繰延べるべき保険料は 12年10/1から
13年6/30までの9ヶ月分ということになります。
その結果、672,000 × 9ヶ月/21ヶ月 = 288,000 となります。
いかがでしょうか?疑問点がありましたらまた質問してください。
[2001/02/18 00:46:45]
お名前: まさむね
あらら…カタカタと入力しているうちにtetuさんからの書き込みがありました。
同じことですので、私のほうは参考までにどうぞ。
[2001/02/18 00:54:08]
お名前: 撫子
tetuさん、まさむねさんどうもありがとうございました。
おかげさまで、回答に納得することができました。
これで、心置きなく次の問題に書かれそうです。
[2001/02/18 11:27:31]
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