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お名前: 孝一   
質問なんですが株式の発行の問題で払い込まれたお金の一部を
資本金に組み入れずに株式払込剰余金にしますが
株式払込剰余金にすることによってどんなメリットがあるんですか?
どなたか教えていただけませんか?
よろしくお願いします
[2001/05/21 04:17:16]

お名前: レイチェル   
資本金の金額はいろいろな法律の軸になっていると思います。

例その1 法人の交際費は資本金の大きさよって認められる金額が違う

資本金5千万円を超える法人の交際費は損金に算入できない。
資本金1千万円を超え5千万円以下の法人の交際費の損金算入の定額限度は300万円
資本金1千万円以下の法人の交際費の損金算入の定額限度は400万円

「株式を発行して振り込まれた金額が5,100万円だった場合
4,500万円を資本金にして、残りを株式払込剰余金にすれば
年間定額限度300万円の交際費が認められる」とか...


例その2 下請法

下請けか否かの判断も資本金の金額等です。
自分の会社が下請けであれば下請法に保護される。

「Aという会社があって、この会社は、下請への支払は、末締め翌月払いで
取引先(下請け以外)への支払は、翌々月に半年後決済の手形渡しと決めているとする。
BがAの下請けである時。
Bは、株式の追加発行を考えているがAの資本金を超えて
Aの下請けでなくなってしまうと、資金繰りがうまくいかなくなる
と判断したら、Aの資本金を超えない範囲でより多くの資金を集めたい。
追加発行して、全額資本金に組み入れたら1,000万円しか集められないが
株式払込剰余金のことを加味すれば、1,500万円集められる。」とか...

1級勉強中なのですが教科書から少しはなれて
そうじゃないかな?と思ったことを書かせていただきました。
間違っておりましたらご指摘ください。
[2001/05/21 06:57:52]

お名前: 孝一   
レイチェルさん どうもありがとうございました

もう一つ疑問なんですが株式を発行する時に例えば額面¥50,000の株式を¥80,000で
発行したりしたりしますがどうして額面の価格で発行しないのですか?
これも剰余金のことが関係してくるのでしょうか?
もしよかったら教えていただけませんか
よろしくお願いします
[2001/05/22 01:46:11]

お名前: 借金大魔王   
額面5万円でも、時価8万円なんてよくありますよね。
既存の株主に同じ持株割合で割り当てるのなら5万円でもかまいませんが、
第3者割り当ての場合は、時価の8万円でないと贈与税や所得税の対象になるからですよ。

それ以外でも登録免許税の節約のためとかあります。
[2001/05/22 23:50:09]

お名前: 孝一   
借金大魔王さん どうもありがとうございます
[2001/05/25 02:35:04]

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