以下の問題について教えて下さい。
平成1年4月1日に額面総額5,000,000円、発行価額1口100円に
つき95円、利率年6%、利払日3月及び9月末日、期間5年の条件で
発行した社債の内、額面総額2,000,000円を平成4年9月30日に
1口100円につき99円(裸相場)で買入償還を行った。
発行時は、
当座預金 4,750,000 社債 5,000,000
(@95×50,000口) (@100×50,000口)
社債発行差金 250,000
となります(社債発行差金は差額)。
ところが、買入償還時は
社債 2,000,000 当座預金 1,980,000
(@100×20,000口) (@99×20,000口)
とここまで分かるのですが、単純に考えると、発行時に@95で発行したものを
@99で買い戻したのだから、@4円/口の損が発生し、
(@99−@95)×20,000口=80,000円
が社債償還差損になるのではないかと思ってしまうのですが、どうして
こうならないのでしょうか?
正解は、
社債 2,000,000 当座預金 1,980,000
社債償還損 10,000 社債発行差金 30,000
で、社債発行差金の算出は、取り戻してしまった2,000,000分の残り18か月
分の社債発行差金未償却残高の取り消し(消去)ということでわかるのですが、
社債償還損の10,000が、君は一体どこから出てきた数字だ?とどうしても
理屈で理解できません。
この謎を解いて下さる方、どうぞよろしくお願いします。
[2001/10/14 16:23:43]