記事タイトル:製造間接費配賦で実際数値に浪費が発生した場合の処理方法 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: もとのり   
少し長くなりますが、以下の問題の解説をよろしくお願いします。

当工場では、2つの製造部門(切削部と組立部)と2つの補助部門(動力部と工場事務部)を設けている。従来補助部門費の配賦を直接配賦法による実際配賦で行っていたが、製造部門責任者から実際配賦によると、補助部門の浪費まで負担させられるので、改善してほしいと要望がでたので、直接配賦法による予定配賦に変更することを検討している。

資料
A当月実際数値
             合計      切削部    組立部    動力部    工場事務部
製造間接費 :16914千円 4944千円 7930千円 2450千円 1700千円 
従業員数  :50人     15人    25人    7人     3人 
動力供給量 :9600KW  6500KW 3100KW
直接作業時間:9850時間  5950時間 3900時間      

B予定数値
             合計      切削部    組立部    動力部    工場事務部
製造間接費 :17200千円 5130千円 7990千円 2400千円 1680千円 
動力供給量 :10000KW 6000KW 4000KW
従業員数  :50人     15人    25人    7人     3人
直接作業時間:10000時間 6000時間 4000時間      

C ・製造間接費の製品別配賦は、直接作業時間数を基準として予定配賦する。
  ・補助部門費への配賦方法は、直接配賦法で、動力部費は動力供給量、工場事務部費は従業   員数にもとづいて配賦する。

問題
(1)部門別計算による切削部の予定配賦率(答え 1200円/時間)
(2)部門別計算による組立部の予定配賦額(答え 975万円)
(3)補助部門費を製造部門に実際配賦した場合の切削部の実際製造部門費合計額
   (答え 7184000円)
(4)補助部門費を製造部門に予定配賦した場合の組立部の製造部門費配賦差異総額
   (答え 26000円貸方差異)
(5)補助部門費を製造部門に予定配賦した場合の動力部の原価差異総額
   (答え 96000円借方差異)



質問ですが、製造間接費の各部の実際数値をたしたもの(17024千円)と合計金額(16914千円)が等しくない場合、どのように解けばいいのでしょうか?特に問題(3)(4)(5)を教えてください。
[2002/02/22 01:07:04]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る