記事タイトル:TAC全答練/問5について 


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お名前: くらふと   
直接原価計算における損益計算書を作成する問題です。
(製造間接費資料)
年間予定生産量:58000個
年間の製造間接費予算:変動費@15千円、固定費1、160、000千円
当月製造間接費実際発生額:変動費73500千円、固定費99500千円

解答は、変動費は予定額で仕掛品勘定へ(@15千円×5000個・・・当月生産量=75000千円)、
固定費は実際額(99500千円)をそのままでP/Lに記載するようになってます。

売上原価勘定で結局は製造間接費勘定における差異をまとめるから、変動費は予定配賦額で配賦して、固定費は差異をまとめる売上原価勘定を経由しないから、そのままP/Lに実際額を乗せてしまう、と考えてもいいのでしょうか?全部原価計算で計算すると、固定費は1、160、000÷58000個で@20千円を5000個で、変動費と合わせて175000千円の予定配賦額が仕掛品を経由してゆくみたいです。
[2001/11/06 18:10:31]

お名前: タカシ   
直接原価計算は、変動費のみで製品の製造原価を計算しますから、固定製造間接費については
予定配賦もしないんです。

製造間接費を配賦するってことは、製造間接費っていう各製品の共通費を特定の製品に割り振
ることです。
製造間接費の配賦は、製品別に製品の製造原価を計算する際の手続です。
ですから、直接原価計算の場合には、固定製造間接費は、製造原価にもならないし、その先の
売上原価にもいかないってことです。
損益計算書の普通の「費用」って考えちゃっていいと思います。

勘定記入の流れそのものはおっしゃるとおりだと思いますよ。
ただ考え方としては、
直接原価計算では、固定費は製造原価でない → 売上原価でもない → ただの費用
だから売上原価勘定にもいかないってことかもしれませんね。
[2001/11/08 23:53:33]

お名前: くらふと   
ややこしい感じの質問に返答してくれてありがとうございました。
直原は予備校のテキストと問題集との差を感じてしまって困ってました。
うん、タカシさんのおかげでこれで直原はクリアできそうです。

後一週間、特殊帳簿が壁ですが(ここだけ5ヶ月全くやってないし・・・)、頑張ります〜。
[2001/11/11 22:54:09]

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