記事タイトル:標準原価計算の差異計算について |
工簿の原価計算の差異計算についてわからないことがあります。 かんき出版の最短集中ゼミを使って勉強しているのですが、能率差異は (標準作業時間−実際作業時間)×標準配賦率 と書いてあります。 しかし、第88回過去問の第5問で問題文中に 能率差異は(実際作業時間−標準作業時間)×標準配賦率 と書いてありました。 どちらが正しいのでしょうか? ちなみに、税務経理協会が出している「日商簿記検定模擬試験」という本では 能率差異に限らず直接材料費差異・直接労務費差異も ”実際−標準” で計算してあるのでわけがわからなくなってきました。 どなたか教えてください。お願いします。[2001/01/27 23:41:43]
どちらも間違いという訳ではありません。 両者の差が差異になるのですから。 要は有利・不利の判断を間違えなければよいと思います。 常にどちらかに統一しないと有利差異・不利差異の判断を誤りやすくなると思います。 多くの検定書は「標準−実際」となっていると思いますが、 これは、計算結果が、 マイナスの場合 → 不利差異(借方差異) プラスの場合 → 有利差異(貸方差異) ということで統一できるからだと思います。 かんき出版の本もそうなっているようなので「標準−実際」で統一なさった方がよいと思います。[2001/01/28 00:23:09]