記事タイトル:手形について 


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お名前: サスケ   
問題)鳥取商店より720,000円を仕入れ、代金のうち520,000円は得意先の山口商店を宛名人とする為替手形を振り出し、同店の引き受けを得て渡し、残金については、自己を宛名人とする為替手形を振り出した。
解答)  (借) 仕入 720,000   (貸) 売掛金 520,000
支払手形 200,000 

質問 → (貸) 売掛金 520,000 は、勘定科目がなぜ手形ではなく売掛金で処理されるのでしょうか?
[2001/10/28 02:56:49]

お名前: Nao   
為替手形は、振出人が名宛人(得意先)に手形代金の支払委託をおこなった証券です。
鳥取商店から商品を仕入れたならば代金を支払わなければなりません。その際、山口商店という得意先(商品の売上先)にまだ受けととってない商品代金(売掛金)があれば当店に支払わないで鳥取商店にかわりに支払ってもらう事が可能です。その際当店にかわって支払のお願いをする際に作成する証券が為替手形だと思ってください。
 自己宛為替手形は、振出人である当店、自ら引き受けをおこなう為替手形です。為替手形は引き受けたものが支払人になりますから支払手形となります。振出人が自ら支払をするのですから通常は約束手形を振り出せばよいものです。どのような場合に自己宛為替手形が振り出されるかというと本社(店)が支社(店)などに支払委託をする場合だと考えられます。よって、自己宛為替手形の問題などは本支店会計などの仕訳で出す問題だと思います。
 なおこの問題は、3級の試験範囲ではないでしょうか。
[2001/10/28 16:47:13]

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