こんばんは!レスが遅いので見てもらえるか分かりませんが、僕の分かる範囲で説明したいと
思います。
対照勘定による会計処理、、、。
二つの勘定がペアになっている(=対照に)というのが最大のポイントです。すなわち、同一金額で
貸方・借方にそれぞれ同時に発生し、同時に消滅する特徴があります。
これは、簿記上で借方・貸方双方に発生するので取引の要素(資産の増加)等に分けることは
できません。あくまで、これはメモ的な備忘記録です。
例としては、、、、2級では手形の裏書で
手形裏書義務見返 ???,???? / 手形裏書義務 ???,????
のように使われますね。
評価勘定による会計処理、、、、。
その名の通り、ある一つの勘定科目を評価する勘定科目です。
特徴としては、この評価勘定科目が減少するときには、相手科目に評価している勘定科目がくると言う点です。
例えば、2級では手形の裏書きの問題で、
仕入れ6000円を先に受け取っていた手形で支払った。。。。
評価勘定を使わなければ、
仕入 6000 / 受取手形 6000
ここの受取手形は確かに減少と考えられるのですが、遡及される可能性があります。
よって、本当にこの手形が決済するまでは受取手形を減少させずに、評価だけしておくと
いう形をとる。これが、評価勘定の利用です。
仕入 6000 / 裏書手形 6000
となります。手形が実際に決済されたら、評価勘定はやくめを終えますので、
裏書手形 6000 / 受取手形 6000
となります。これは先に説明した評価勘定の特徴ですね。
評価勘定はその他に、○○減価償却累計額(建物に対する評価なら建物減価償却累計額)
○○引当金(債権(掛け金や手形の貸し倒れに対する評価なら貸倒引当金)などがあります。
また、仕訳問題では必ず、評価勘定による仕訳か対照勘定による仕訳が明記されています。
(対照勘定は備忘記録としてという言葉もポイントですね!)
決算問題で出題される場合には、問題文及び解答にでてくる勘定科目を利用します。
[2001/01/09 23:38:38]