損益の諸勘定を締切った後の損益勘定と期末の未処分利益勘定は
次のとおりである。よって損益勘定を締切る。

　　　　　　　　　 損益
--------------------------------------
仕入　　30,000,000 ｜売上　　50,000,000
繰越商品　7,000,000｜繰越商品 6,000,000
営業費　　6,000,000｜受取利息　500,000
支払利息　1,500,000｜
法人税等　4,800,000｜

　　　　　　　　未処分利益
---------------------------------------
利益準備金　　550,000|前期繰越　8,500,000
株主配当金　5,000,000|
役員賞与金　　500,000|
別途積立金　1,000,000|

解答
（損益）　7200000　（未処分利益）7200000

−−−−−−−−−−−−−−−
Ｔ勘定で未処分利益の問題がでると分からなくなります。
何故一勘定制だったら未処分利益の残り　1,450,000　を書かなくていいのか。
この問題で二勘定制だったら解答はこう？もう訳分からなくなってきた！

（損益）　　7,200,000　（未処分利益）8,650,000
（次期繰越）1,450,000

自分で何が分かってないのか分からなくなってきています。。。

[2001/10/27 19:30:21]

ちびさん、こんばんわ。

≪利益処分が決定された時≫
１．二勘定制
　　(借)利益準備金　　550,000　　(貸)未処分利益　8,500,000
　　　　株主配当金　5,000,000
　　　　役員賞与金　　500,000
　　　　別途積立金　1,000,000
　　　　繰越利益　　1,450,000

２．一勘定制
　　(借)利益準備金　　550,000　　(貸)未処分利益　7,050,000
　　　　株主配当金　5,000,000
　　　　役員賞与金　　500,000
　　　　別途積立金　1,000,000


≪当期末利益確定時≫
１．二勘定制
　　(借)損　　益　7,200,000　　(貸)未処分利益　8,650,000
　　　　繰越利益　1,450,000

２．一勘定制
　　(借)損　　益　7,200,000　　(貸)未処分利益　7,200,000

となります。

[2001/10/27 22:39:54]

ちびさん、ごめんなさ〜い！！

>≪利益処分が決定された時≫
>１．二勘定制
>　　(借)利益準備金　　550,000　　(貸)未処分利益　8,500,000
>　　　　株主配当金　5,000,000
>　　　　役員賞与金　　500,000
>　　　　別途積立金　1,000,000
>　　　　繰越利益　　1,450,000
>
>２．一勘定制
>　　(借)利益準備金　　550,000　　(貸)未処分利益　7,050,000
>　　　　株主配当金　5,000,000
>　　　　役員賞与金　　500,000
>　　　　別途積立金　1,000,000

↑の仕訳貸借が逆です。

[2001/10/27 23:02:18]

ちびさん、こんばんわ。
何か勘違いをされているようなので私からも回答しておきます。
まず、疑問の点についてですが、今回の一勘定制の問題分には損益勘定を締め切るとしている
だけなので未処分利益勘定は締め切る必要はないから次期繰越が解答にはないだけです。
つまり、一勘定制でも二勘定せいでも次期繰越は同額の1450000を書きます。
一勘定制と二勘定制の違いは繰越をする勘定が違うということだけです。
一勘定制では未処分利益勘定だけで計算するので次期繰越も未処分利益勘定で行います。
一方、二勘定制では次期に繰り越す分は一旦繰越利益勘定を用いてその後未処分利益勘定へ
振り替えるという処理が１つ多くなるだけです。
一勘定制では、繰越利益勘定を使わないで未処分利益勘定だけで計算するので一勘定制と
呼ぶのに対し、二勘定制では繰越利益勘定と未処分利益勘定の２つの勘定を用いて利益処分
関連の処理をするので二勘定制と呼ぶのです。
違いはこれだけで次期繰越を書くとか書かないとか違いは全くありません。
処理自体は鬼太郎さんの回答した通りです。
以上です。

[2001/10/28 02:12:58]

鬼太郎さんLILLYさんありがとうございます。

頭の中を整理してみますので、すみません、もう少し付き合って下さい。

問題は一勘定制なのは分かります。

未処分利益勘定の処分後残った金額の行方に勘違いしていたかもしれません。
一勘定制でも二勘定制でも繰越利益は　1,450,000　あって、　
行方とかじゃなくて、前期はＴ勘定を見てください、一勘定制で処理してますよ、
今期も一勘定制で処理しましょう、という問いなのですか？

>２．一勘定制
　　(借)損　　益　7,200,000　　(貸)未処分利益　7,200,000

こういう問題なら悩まず解けるんですけど。

当期未処分利益につき次の利益処分案の承認を得た。なお、次期繰越利益は
未処分利益勘定で繰り越す。

利益準備金　330,000　　株主配当金　2,500,000　　
別途積立金　1,000,000　取締役賞与金　800,000

解答
（未処分利益）　4,630,000　（利益準備金）　330,000
　　　　　　　　　　　　　　（別途積立金）1,000,000
　　　　　　　　　　　　　　（未払配当金）2,500,000
　　　　　　　　　　　　　　（未払役員賞与）800,000

未処分利益で繰り越す、が一勘定制のポイントですよね。
繰越利益は未処分利益に振替えられている、は二勘定制ですよね。

>今回の一勘定制の問題分には損益勘定を締め切るとしている
>だけなので未処分利益勘定は締め切る必要はないから次期繰越が解答にはないだけです
そう考えてみるとこの部分が分からなくなってきました。

こんなんで試験までに間に合うのか、私。。。

[2001/10/28 14:19:20]

要するに通常は未処分利益も締め切ります。
従って、一勘定制だろうが二勘定制だろうが次期繰越と振り替えます。
　　　　　未処分利益
----------------------------------
次期繰越　200000 | 　　　　 200000←未処分利益の残高
         =======           =======
T勘定は上記の通りです。
今回は未処分利益勘定を締め切れとは書いていないので次期繰越200000はないという事です。
なお、200000円は例えの金額で今回の問題とは関係ありません。
以上です。

[2001/10/29 04:02:38]