記事タイトル:労務費 


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お名前: たつ   
以下のような問題があったのですが

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次の資料に基づいて、賃金の当月消費額を計算しなさい。

前月賃金未払額    280,000
当月賃金支給総額  1,500,000
控除額:源泉徴収    52,000 
    社会保険料   42,000
当月賃金未払額    330,000
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回答は 1,500,000 + 330,000 - 280,000 = 1,550,000 でした。

控除額はマイナスする必要はないのでしょうか?

もし問題文が、“当月賃金総支給額”ではなくて“当月総支給額”
ならばマイナスする必要が出てくるのでしょうか?

どうかお願いします。
[2001/09/14 01:20:56]

お名前: たつ   
自レスです。

すいません。勘違いしてました。
賃金勘定への計上は控除額も含むのですね。

極端に言えば
控除額というのは給料を受け取ってから
個人が払う税金、保険料等ですので
原価計算をする上で個人の控除額は
知ったこっちゃない。
ということですよね。。かな
[2001/09/14 01:39:26]

お名前: ココア   
そのとおりです。

以下、
再振替仕訳を使わず(試験ではおそらく×になりますが勘定残高(結果)は同じです)、
源泉所得税と社会保険料を控除し忘れ、数ヶ月後にそれに気づき、従業員から現金で
受け取った(まずありえないことです)という一連の取引です。

当社は製造業を営んでいる。給与計算は毎月20日締・25日払である。

1.前月(6月)末に未払いの給料(6月21日〜6月30日分)を帳簿記録した。
  6/30 給  料   280,000 未払費用  280,000

 ======締==========め======

2.当月(7月)25日に給料(6月21日〜7月20日分)を現金で支払った。
  7/25 未払費用   280,000 現  金 1,500,000
      給  料 1,220,000

3.当月(7月)末に未払いの給料(7月21日〜7月31日分)を帳簿記録した。
  7/31 給  料   330,000 未払費用 330,000

 ======締==========め======

4.7月25日に支給した給料(6月21日〜7月20日分)から源泉所得税と社会保険料を
  控除し忘れていたことに気づき、10月12日に従業員からこれを現金で徴収した。
  (源泉所得税 52,000円、社会保険料 42,000円)
  10/12 現  金 94,000 預り金 94,000

社会保険料は事業主が半額負担するので、上の取引の場合は月次決算上の法定福利費の
額がズレてしまい、製造原価も正しくなりません。ただ、このような問いはまず出ない
はずですから気にしないで下さい。

とにかく、おっしゃるとおり源泉所得税と社会保険料は「賃金給料」には影響を与えません。
[2001/09/14 22:30:10]

お名前: たつ   
ココアさんレスありがとうございます。

レアな例での説明、興味深く読ませていただきました。
この件についてしっかり消化できました。
安心して次へ進めます。がんばるぞぉ
[2001/09/15 01:05:03]

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